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先生、子どもにこれ言ってない?

「いつも宿題を忘れてくるよね」
「いつも行動が遅いよね」


こんな言葉を子どもに
言ってしまったことはありませんか?

つい言ってしまいがちな
「いつも」という言葉。




実はこれ、子どもには危険なんです。



「いつも」が引き起こすもの

「いつも〜」と言われて叱られると
子どもの自己肯定感は下がります。




さらに、

「私はいつもダメなんだ」
「何をやってもどうせダメだ」

と思い込んでしまい、
自分の可能性を信じられなくなります。



そして次第に、
「どうせ無理だからやめておこう」と
挑戦する気持ちさえ失ってしまうのです。



言葉を選ぶ大切さ

「言葉は心の栄養」です。




言われ続けた言葉で
子どもの性格や生き方まで
変えてしまいます。



実際に子どもの頃から
おしゃべりな私は


「いつも余計な口が多い」


と先生に言われて

“私が話すと相手を不快にするのだ”
と、大人になっても会話が怖いと
感じていました。



先生が子どもにかける「言葉」は
それくらい影響力を持っています。




余裕がないときは

もちろん、先生だって
完璧ではありません。


忙しい日々の中で余裕がなくなり
つい感情的な言葉をかけてしまう
こともあると思います。



そんな感情的になってしまうときや
落ち着いて話を聞けないときは

他の先生に子どもの話を
話を聞いてもらう

というのがおすすめ。



私もときどき保健室で
「話を聞いてやってほしい」
と頼まれることがありました。



あとで子どもと話した内容を伝えると
「落ち着いて指導できたよ〜」
と言われました。




先生だって完璧じゃないから、
誰かに頼るときがあってもいいんです。





できるならば、
子どもの身近にいる親や先生は
子どもの「栄養になる言葉」を
たくさん送ってあげたいですね。


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