自然療法をやってみて感じたこと
前回の記事でアトピー治療について書いたのですが、
その時にも触れた自然療法ついて少しお話ししたいと思います。
というのも2〜3年ぐらい前に自然療法や民間治療法に
とても熱心になっていた時期があり、
「自然療法以外は正しくない!病院になんて頼らない!」
と凄く偏った考え方をしていたんですよね。
なので「なんか自然治療に疲れてきたなぁ」と悩んでる方の
ヒントに少しでもなればいいなと思い、このトピックを選びました。
まず、初めにお伝えしておきたいのですが、
自然療法について否定する気は全くございません。
自然療法で病気を完治したという知人もおりますし、
難病でも「奇跡」のように症状が治まった方も知っています。
ただ私個人の考えを伝えられたらと思っておりますので、
あらかじめご了承くださいませ。
さて、自分が自然治療をやっていた時、
感じたことはたくさんあるのですが…何より一番強く思ったのが
「効果がすぐに現れないストレス」が大きい!ということ。
私はアトピーを治すために漢方を1年ぐらい飲んでいたのですが、
あんまり効果を感じられず…
「お金もかかる一方だし、いつまで続ければいいんだろう?」
と半信半疑になってしまって。
漢方以外にもフラワーエッセンス、冷えとり、食事療法など
色々手を出してきましたが、どれもどうしても時間とお金がかかるので
徐々にストレスを感じるようになりました。
プラシーボ効果を私は信じているのですが、
自然療法ってこの力が大きく影響しているのではないか?
と勝手に思ってます。でも私の場合は
「こんなにも色々やったり我慢してやってるのに!ナゼナオラナイ!」
という思いが強くなってしまい辛かったです。
なんとなくですが、自然療法を勧めている先生たちが言うことって
「自分のカラダを信じることが一番!自然なものが一番いいんだよ。
薬なんて作られたものでしょ?あんなのは全然健康じゃない」
みたいな思想が多い気がする。
そうですよね、、頭ではわかってるんです。自然なものが一番いいって。
でも実際、自然療法でアトピー改善を目指していた時は
自分の思考が全く健康的でも自然な形でもなかった。
自然療法でちゃんと効果を感じられる方って、
恐らく治療中も自分の思考が穏やかで、
ちゃんと自然治療に対して信じる力が強い人な気がする。
でも、思考はグチャグチャ&不安と怒りだらけだったら、
いくらやってることがオーガニックでナチュラルでも
ネガティブ思考が勝つような気がするんですよね。
なので私の場合は、皮膚科で処方された薬を使って
アトピーの症状が治まった時、
自然療法の時は得られなかった安心感をすごく感じられた。
それは自分にとってすごく大きな変化でした。
「なんで治らないの!もう!」
っていう怒りの気持ちから
「私でもちゃんと治るんだ。あぁ良かったぁ〜」
という安心感へ。
正直、自然療法を試してみよう!って思う方は
きっと真面目な方が多いと思う(私の勝手な偏見です)
だからこそ、自然療法をしていてなかなかうまくいかないと
自分を責めるパターンにいってしまうような気がするんですよ。
もちろん人によって違うと思うけれど。
なので、今は気楽かつストレスを感じないで
行える治療法が一番だなと思ってます。
もちろん、薬の副作用も少なからずはあるとは思うし、
可能であれば自分の治療力を信じて治したいとは思ってる。
でも忙しいこの現代社会で、効果が現れるのが遅い自然治療で
治療するのはストレスになってしまう時もある。
だから結局はいいとこ取りが一番なのかもしれないですね。
話が長くなってしまいましたが、今日はここまでです!
読んでくださりありがとうございます。