新しい経験。それは足裏マッサージ
結構人生長いこと生きているのですが、まだまだしたことない経験てあるもんですよね。自分にとっては、足裏マッサージがそのひとつです。興味はあったのだけれど、なかなかチャンスもなく、そのために時間を作っていくほど高い興味ではなく、なんとなくぶらっと気が向いた時に行ってみようかと思っていたレベルで、今日がそのふらっと行ってみようかなという気分になった次第です。
さて、駅前には色々あったのは通りを歩いていればわかるんですよね。しかし、行くなら評判が良いところに行きたいのは人情です。金曜日にちょうど行きつけの美容院で、評判の良さそうなところ教えて、と聞いてみると閉店ギリギリってこともあり店長の他に数名の美容師さんが集まって、あそこがいい、ここは評判がいいなど色々教えてもらっていました。その中でも、コスト的なところと、どうもマッサージ師さんの当たり外れがあるが、概して悪くないというところを見繕ってもらってました。
お店の名前は知ったので、さて次はどうやって入るのか。調べてみると Hot Paper というサイトで予約できることが分かったので、そちらを利用させていただくことにし、気になっていた肩こりと、足裏マッサージがセットになったコースを選んで予約!
伺ったところは古い雑居ビルの2階に位置していて、少し入り口に迷う感じ。自転車を雑居ビルの階段付近に停めさせてもらい、ちょっと寂れて、かつ防災的に若干の不安を感じる階段を上がりきると、なんとも中国的な扉のお店が見えてくる。早速、ドアを引いてみるといきなりスリッパが二組揃えておいてあり、どこで靴を脱ぐのか思案していると、奥から中国人の女性がちょっと待っててと、声をかけてくれた。スリッパに履き替え、スニーカーを片手に持ち、ソファに座ってみるべきかうろうろ悩んでいる姿は誰にも見られたくないと思った。見渡すと、なんとも歴史的な印象を強くつけたいという意志を感じる内装であり、ソファは皇族の待合室にあるような豪華な仕様。とりあえず、座って3分以上待たせていただき、ようやく接客してもらえた。スニーカーをどうしたら?って聞いてみると親切に下駄箱を案内してくれて、そちらにしまっておく。
ここからが本題である。通された個室はかなり狭く、狭いシングルベッドまで大きさはなくおそらく幅は70cmほど。その両脇は30cm程度の隙間しかないので、自分のような180cm超え+体硬い人間には正直着替えるのに一苦労ではある。ダボダボの半袖と短パンに着替えると、すぐに施術をしてくださる女性が入ってこられ、仰向けに寝るように指示を受ける。おそらく中国の方であろう想像ではあるが、凝視するわけにもいかないので言われた通りにするのではあるが、若干声が控えめで聞こえずらく聞き返すとちゃんと教えてくれると言った具合。基本的には肩こりを重点的にほぐしてもらってかなり楽になった。
足裏マッサージは、身長のせいではみ出た足首を適正な場所に置くためにベッドを大きく頭の方に移動し足部分に隙間を作り、かつ頭の方にかなりズレてなんとか足をベッドの上に置けるように調整してマッサージしてもらった。詳しく書いたのは理由があって、このマッサージ師のかたが、どうもその状況がおかしかったらしく若干笑われたのであえて記載しておく。
さて、足裏マッサージは初体験ということで、まずはくすぐったいと、気持ちいいの壁を越えるのに慣れが必要だった。最初のサワサワが本当にくすぐったくて足を跳ね上げてしまいそうなところを、俺は大人だ!という強い気持ちで抑えきり、なんとか笑われない程度にマッサージを受けることができた。
とにかく、しっかりと足裏をマッサージしてもらい、足指もマッサージしてもらった。ふくらはぎもしっかりマッサージしてもらうと本当に楽になり、足からしっかり温まって軽くなった気がした。
初体験は、いくつになっても嬉しいことで、新しい発見はすればするほど残数は減ってしまうんだけど。それでも新しいことを知ったり経験したら記録したほうが良いのだろうね。