5年待ったCDの感想文
「えぴせし」(吉田一郎不可触世界)を聴いた感想をまとめました。
昨年行ったライブの記憶も時々まじえて。
①るーいん
じわじわとこれからの盛り上がりを予感させるイントロ。
詩的な歌詞。
短い夏がすぐそこに。
②えぴせし
エモい。(「えもいわれぬほど、いい」の略)
出だしで「ああっ」と声が出てしまうMVも必聴。
えぴせしが何なのかは、最後までわからない。
わからないけどリピートしてしまう。
③ゼリーの雨で眠れない
軽やかなエレクトロ。
「きみに雨がふる おいで傘のなかへ」
という歌詞にグッとくる。
ラップパートもいいよ!
④B面のまほろば
「結果は見えてた筈なのに結局やめらんないのは 夢とか況して好きとかじゃなくて今更後には引けないから」
あくまで音は明るくPOP。
なのにいちいち刺さる。
⑤phoenixboy
青春ラブコメアニメのエンディングに採用されますように。
で、登場人物の声優が週替わりで歌う。
⑥恐怖の地縛霊
心霊番組によく呼ばれるという吉田さん。(ニコニコとかの)
この歌は「NHKみんなのうた」に採用されてもいい仕上がりだと思うのだけど、どうですか?
⑦BPM108で蛹は蝶になる
D.I.G.I.T.A.L
⑧Umi to Koe
ライブで披露されていた曲。
情景がありありと思い浮かぶリリック。
アレンジされ、アルバム収録されたのを聴くとまた別の感情が沸き起こる。
⑨荼毘
ライブのMCで「人って死にますよね?(ここで会場がざわつく。少し間をおいて)唐突ですか?」
そして自身の祖父の葬儀の体験を基にして作られたというこの歌を披露したのであった。
ドライなようでいて感情があふれだす終盤のシャウトがまた。
⑩僕と悪手
サビの盛り上がり!
トリにふさわしい傑作。
魔法が解けてさようなら。
ところで、ライブではももクロのカバーも披露。
見事に歌いきって「やったぞ~!!!」とガッツポーズを決める姿に、その場にいた誰もが笑顔で拍手。「ウフフ、よかったね(^o^)」みたいな。
1枚のアルバムを聴き終えて、まさにあのときの笑顔がよみがえる。
再びライブハウスでお目にかかれますように。
現場からは以上です。
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