潜在意識が気になる日
作品を積んだ軽トラに、携行缶でガソリン入れて、、、
< 現場まで少し時間あるなぁ >
と思った矢先、ガソリン入れるのを手伝ってくれた建築家の知人が、
「まだ時間あるから、私は一旦帰るよ。それまで、こいつん家で休んでいてね。」
と言って紹介された建築家の友人の現場コーディネーターさんらしきおじさんが、
「さ、どうぞこちらへ」
と目の前の建物の脇を入って行って、
「おーい!」と声をかけた。
すると中から
「いらっしゃい、家の人使い物になった?」
と、奥様が現れた。
「そりゃ助かりましたョ、お邪魔します。」
と言って家に上がった。
そこは、古い旅館みたいな木造で、玄関入ってから8メートルくらいの廊下の先に、8畳くらいのリビングがあった。
その部屋には、ご夫婦とお子さん(と言っても大人)の布団が敷きっぱなしで、それを踏まないように入った。
すると、「はい、これ!」
といきなり けん玉を渡された。
気がつけばご夫婦は私そっちのけで、すでにけん玉を始めてた。
仕方ないから、私もやろうかな…と、渡されたけん玉見ると、皿がない!
それは、使い古したコ汚い木槌に、糸が結ばれた玉が付いているもので…
「え?これじゃ玉が乗りませんよー」
と言ったところで目が覚めた。