2022年時点でのラバーウェア(キャットスーツ)自作の最適解
※写真は依頼品です
響音カゲです。
ラバーウェア(ラバーキャットスーツ)を自作したい、もしくは改造したい方が最速でラバーを扱えるようになるまでのチャートです。
(東京に行けるなら)Kurageのラバーワークショップに出る
必要な工具を追加で買う
キャットスーツを1着買っておく
型紙、シートを発注
制作作業
1. Kurageのラバーワークショップに出る
池袋にKurageという工房があるんですが、ここでラバーの扱いの基本についてみっちり教えてもらえます。
また、最低限の工具についてももらえます。
カッターマット
接着用の敷き紙
ロータリーカッター
銀ペン
ラバーパッチ
接着剤とクリーナー
練習用パターン
ラバーシート(黒、飴)
など……
ラバーではやってはいけないことが山ほどあって、それを踏むたびに仕上がりや強度が落ちたり、ラバーが破損するリスクを抱えます。
やっかいなことに、これらの情報が一箇所にまとまったものはないですし、どっちにしろ立体的な作業は動画で見ても理解しづらいです。
例えば、曲線を貼るときはラバーシートを片方傾けるんですが、そのやり方って実際に見ないと分かりづらいです。
他にもラバーを型紙から切り出すときも注意しなきゃいけないことが山ほどあったりと、文字だけじゃ説明できない情報がすごく多いです。
とにかく、ワークショップに1回参加して覚えておいたほうがいいです。
ラバー作りまくってる人ですら参考になった、って言ってるので無駄な努力をしたくない人は絶対出たほうがいいです。
2. 必要な工具を追加で買う
以下の工具は買いましょう。自分が必要だと思うものだけでいいです。
3. 既製品のキャットスーツを1着買っておく
別にこれは最初にやっておいてもいいんですが、既製品のファスナー付きのキャットスーツを一着持っておくと、作り方に迷ったときの参考になります。迷った挙げ句、大事故をやらかすことも減ります。
最初の1着はシンプルで、かつできるだけ良いものを買っておくと後々つぶしが利くし長持ちして良いです。一番着回しが良くて定番で見た目もそこそこなのは、黒一色でグローブとソックスは別、ジッパーはバックという仕様です。
おすすめは国内オーダーメイドならKurage、For Your Pleasure、既製品ならL-Base(東京、名古屋、大阪)。
海外ならLibidexかFantastic Rubberあたりが鉄板だと思います。
4. 型紙、シートを発注
型紙はEurocatsuitsに発注します。
発注のしかたはこちらの記事を見てください。
その他、必要な材料はKurageで買えます。
ファスナーを付けるのでリキッドラテックスも必要です。
ファスナーはオカダヤで買えます。私はソフレックスをよく使ってます。
5. 制作作業
切り出しと接着はKurageで習った通りにやってください。
ワークショップに行けてない人でも、一応下の記事を見ればある程度は分かります。
ファスナーの取り付けはラバーシート接着剤ではできないので、次の順番でやります。
背面ファスナーにするか、前面ファスナーにするかは事前に決めておいてください。
ファスナー両面にKurageで買えるリキッドラテックスを塗る
ファスナーとラバーを接着する
接着したファスナーに被さるように上からラバートリムを貼って補強する
ここのほうが詳しいです。
まとめ
慣れればキャットスーツは結構早く作れます。慣れてくれば土日ちゃんと集中して作業すれば2日でも作れるんじゃないかな。
こちらの過去記事もやや情報が古いですが参考になるかと思います。
自作できるようになっておくと、後々修理などにも役立つのでぜひ。