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アメリカ留学における学部専攻の大切さ
アメリカ現地就職を考えている人にとって、学部専攻というのはとても重要だ。
なぜなら、選ぶ専攻によって卒業後に1年間働けるか、3年間働けるか変わるからだ。
これによって就職難易度は大きく変わってくる。
アメリカでの就職はますます難しくなってきていて、アメリカ人でさえ仕事を見つけるのが難しくなって来ている。
ビザの問題がある留学生がより仕事を見つけることが困難だということは容易に想像できるだろう。
どうしても勉強したい専攻がある。またはアメリカ就職を特に考えていない人は、自分が好きな専攻を選べばいいと思う。
あくまでアメリカで就職をしたい人はSTEM科目を選んだ方が良いと思う。
STEM科目
STEMを知っているだろうか。
STEMとは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取ったもので、これらに関連する教育分野を示している。
簡単にいうと理系科目だ。
このSTEMに当たる専攻は、卒業後に得られるOPT(Optional Practical Training)、いわゆる就労許可が3年もらえる。
一方でこれらに当たらない分野を専攻すると、OPTは1年間しかもらえない。
アメリカでの就職を考えている人は必ず自分が応募する専攻がSTEM科目なのか確認するのを強くお勧めする。
そして通常、MBAはSTEM科目ではないためOPTは1年間しかもらえない。現地就職を目指す人にMBAはあまりおすすめしない一つの理由だ。
OPTについての記事もあるので、興味がある人はぜひ読んでみて欲しい。
ビジネス関連のSTEM科目
説明した通りSTEMというのは基本的には理系科目だ。
数学、化学等のいわゆる理系科目なものに加え、コンピューターサイエンスやITとったらプログラミング関連がSTEM科目にあたる。
しかし、ビジネス関連のSTEM科目もある。
私は知らなかったため、MBAを選んだが、知っていたら最初からSTEM科目に当たるビジネス関連のものを専攻していた。
例えば、私の学校だとプロジェクトマネージメント、ビジネスアナリティクスはビジネス関連のSTEM科目だ。
これらの専攻はMBAと同じ授業をいくつか受ける。
MBAと異なるのはプログラミングやIT関連の授業も取る必要がある。
また、私の学校ではSTEM MBAというコースが新設され、通常のMBAのビジネス関連の授業に加えて、いくつかのプログラミングの授業を受けることでSTEM科目の扱いとなった。
私のお勧めの選考はアカウンティングだ。
日本語と英語が話せて、アカウンティングの知識があるというのは需要が高いようで、比較的仕事を見つけやすいと言える。
MBAとは
次のnoteでMBAについて書こうと思う。
日本にいた時にMBAについて調べたが、実際にどんな授業だったか、どんなことが学べるかなどなかなか見つけることができなかった。
私の学校はいわゆる、ハーバードやスタンフォードのような有名な大学ではなく、小さな学校だ。
一応学校のサイトの説明には国際大学経営学部協会 (AACSB) に認められた、世界でもトップ2%のビジネススクールと説明はされているが、中堅くらいの学校だと思ってもらえれば良いと思う。
あくまでその学校で学んだMBAについて、何を学んだのか、どのような授業だったかについて書こうと思う。