イメージの違い(2023/03/06)
こんにちは、北島です。
先日、「日本海側の人と太平洋側の人では『海』のイメージが違う」といった話題を見かけました。日本海側の人にとっては海は暗いもので、太平洋側の人にとっては明るいもの。そんなお話だったと思います。
私は日本海側(富山)の出身ですが、たしかに海と言われてまず思い浮かべるのは冬の海だなあと思いました。曇った空と波の高い海。色で表現するなら青ではなく暗めの灰色、そんな風景でしょうか。もちろん年中そんな状態ではないのですが……(笑)
しかし太平洋側(神奈川)出身の友人は春や夏の海が先に浮かぶそうで、明るく遊ぶ、というイメージだそうです。潮干狩りやサーフィンなど楽しいイベントも連想すると言われ、確かに全然違うなと思いました。
「海岸」へのイメージも違っていて、友人は「砂」、私は「岩」でした。
もちろん日本海側にも砂浜・海水浴場はあるのですが、海岸=岩場、漁港のイメージが強いです。
話は少し逸れて……日本海側・太平洋側の話ではなくなってしまうのですが、「海」に対するイメージが全然違うのに、面白いなと思ったことがあります。それは、相模湾(神奈川県)と富山湾(富山県)は構造が似ているということ。
いずれも駿河湾ともならんで日本を代表する深い湾ですが、岸から少し離れると急に深くなる(最高深度は1,000m以上)という地形が共通しています。
もちろん気候も獲れる魚も違いますが、意外な共通点に親近感?のようなものを感じました。
海以外でも、出身地でイメージの違うものはまだまだありそうなので、探してみるのも面白そうだなあと感じた話題でした。