
DeFi戦記2-5 理想と陰謀とドグラマグラの壁 ~ステーブル運用の風を感じて~
①Fire Birdを考え直す
クソです。
とはいえ、学ぶ所があるということは思い立ちました。
そもそもFire Birdこと、Value Defiに以前わたしが注目した最初の理由は、
「錬金術がしたそうなこと」
だったのですが、以前書いた通りもう一つありました。
「市況に影響されにくいステーブルコインの運用収益が売り上げのメインだった」
これに加えてIRONはswap feeもいつも多かった。と道が繋がっています。
わたしはあたまがパンケーキかつ錬金術師なのですが、一応この辺は見て決めていました。
さて、この日刊rug docアラート、地獄のrug pull嵐、上下不安定相場、この混沌の中でみんなが考える事はステーブルコインで安全地帯から如何に運用するかでしょう。そういった資金は大きめであることも多い。
あれ?こうして見るとステーブル運用所の地位を狙っていたvalueの方針だけは合ってない?
実際わたしはIRONが過ぎてから錬金術の夢が途絶えたので、curve、comp、aaveといったステーブル運用に関わる銘柄が強まるだろうと予測しました。
わたしもおちついてくるとkawaiiの時代から硬いの時代になると思ってはいます、kawaiiは勿論入り口としては最高なので常にそれはそれで需要がありますが https://t.co/eLxH5Rkfc8
— ひびき (@kyo_n1_133) June 20, 2021
We're proud to announce Compound Treasury, designed for businesses and financial institutions to access the benefits of the Compound protocol.
— Compound Labs (@compoundfinance) June 28, 2021
The idea is simple: a fixed 4% APR on US dollars, with daily liquidity and none of the complexity of crypto.https://t.co/l8ih8IzrHh
NEW: @coinbase is rolling out a crypto savings account with 4% interest on $USDC deposits.@Nate_DiCamillo reportshttps://t.co/oHy5H3V2nF
— CoinDesk (@CoinDesk) June 29, 2021
ふ…既存金融の考える事など先読みは容易いですね…。(心の闇が洩れています)
占星術の導きに感謝…。
ということで、我々が錬金術をできなくとも既に錬金術を確立しているFRBが錬金術をやってくれる。
そしてそれがこちらに永久に流れてくるならネズミ講でも永久に続きます。
彼らがステークホルダーとして根深くなったら、もはやイーサリアムを壊すと困るというコンセンサスが出来る。
サステナブル、ゲットだぜ!
ステーブルコインの未来は明るいんじゃない、ステーブルコインで未来が明るいんだ!!
と、まあそこはおいておくとしてvalueのステーブル運用益で安定収入理論だけは間違っていなかった事が分かります。(そして信用がなくなったので、もうそれは絶対に成功しなくなった事も分かります。)
②ステーブル運用を盾に戦う。
ガチャガチャやるとステーブル運用に吸収されるのがこの世界。
つまりステーブル運用に吸収されないようにステーブル運用が集まれば集まるほど得するプラットフォームを発見していく事がネクストステージでは!(そしてvalueではない)
まず真っ先に考えられるのはなんでしょう。
そう、ETHです。今日からわたしもイーサリアン。
そしてその上にある運用プロトコル。
実はIRONもこの形式だったと言えるでしょう。
IRON-USDC(一応ステーブル)を踏み台に上がっていったのがTITANだった訳ですから、ステーブルコイン運用を踏み台に成長していくプロトコルというのはまさに有望。
TITANを謎にmoonさせているのはどこの誰だ?という事を考えてはいけません。
(TITANの謎)
もしかしたらcomp4%の金利を消さないために、この世界に夢がある演出をして新規流入を呼び込みガチャガチャを誘わなければいけない怖い人達の手による可能性があるなんて思っても居ません。
TITANでネガティブイメージがついた?そのTITANが1000倍になったニュースが出ればすぐ忘れるさ!
いやだめだ、わたしはそんな陰謀論は信じないぞ!もっと真っ当なポエマーなんだ!
しかし分散性を命で考えていたピュアなわたしは、錬金術の限界に絶望し身を投げました。錬金術の材料は生きた人間だったのです。
それ故に、centlizedな皆さまがここへ乗り込んでくる動きを察知していくというアイアンマンからアヴェンジャーズへのチェンジです。
ストーリー的には結構テンプレかも。
③我々はそもそも養分である。
様々なプロトコルが開始されますが、非常に重大な事を最近まで見落としていました。
彼らはお金がない。
つまり、何やら素晴らしいプロジェクトを作ろうと思っても先立つものが無いのです。
だからまず売ります。売ります売ります。
プロジェクトが壮大なほど売ります、売って売って売りまくります。
引用元:バイナンス上場銘柄 (何があったんだろうこれ)
リップル社の売りと比べられるけど、俺的には断然ICP運営のがevil
— かりにこふ (@Kallibebe) June 27, 2021
リップル社が16年Q4~20年Q1に売った額12億ドルの、5倍の60億ドルを一ヶ月で売ってるんだよ
やばすぎでしょ pic.twitter.com/CBYqaH8p7N
な、なるほど…。
要はこれから何か始めるんでお金下さいって言ってきてる場所なので、それを作るために皆様のお金を材料にしますね、というのが言葉の裏にあるのですね。
そして集まったら、「なんかもういいか!満足したわ!じゃーね!」(これが大半)
だからこの世界でずっと含み益っていうのはプレセ組でなければ、まず起こりえないはず。(そもそもプレセ組も実際に取引始まるまで全損ともいえる)
フェアローンチは売らないと始まらない。運営売りはむしろあって当たり前。
それがないのはビットコインぐらい。運営が居ないので。
もう一通り儲かってそうだなここ、という軌道に乗ってそうな物や、もう一通り投資家をカモにして当面の資金を調達したかな?に乗る方がリスクが低そうです。
夢も希望もない記事だこれ!
追伸、錬金術っぽいプロトコルを探す事は継続しています。
IRON v2なんかはTITAN v2が補償に29%、運営1%が気になりました。
引用元:IRON midium
前回は運営30%だったのが今回は運営1%です。
もしかしてもう十分儲かった?
トップ画像もちょっと意味があります。
ステーブルに6倍とか9倍とかレバレッジかけてくれる所があるじゃないですか。
はてさて、どうなることやら。
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