私を構成する5つのマンガ
こんにちは。hibikiです。
今週はほとんど漫画もイラストも描けず…(;´Д`)
夜少し、4コマのひとつでも描けるくらいの余力は残して仕事を切り上げる。
と誓っていたのに、なかなかそうもいかない時もありますが、
来週はほどほどにしよう。
緩急大事に。
そんな中でも『読むだけのnote』として毎日楽しんでいたnote。
ちょっと頭を切り替えたり、くすっと笑える話。素敵な写真。
今日も1日が過ぎてゆく様子。
みなさまとのご縁に。
ありがとうございます(*´ω`)
今日はその中で何回か目にした『私を構成する5つのマンガ』のお題を私もやってみようかと思います♪
こちら、マンガコミュニティ「アル」さんとnoteの共同企画なんですね。
漫画から学ぶこと、得るものは多い。
hibikiの人生は、いつも何かしらの漫画と共に歩んできたようなものです。
5選。
少ない…!
すごーーーく、迷いました!
10タイトルくらいは挙げさせてほしかった(笑)
心に持ち続けるタイトルは、あまりに沢山ありすぎるので。
今でも、今の自分を構成する部分が強い、そこを重視で選んでみました。
私を構成する5つの漫画はコチラです!
◎スラムダンク
もはや不動の一位。
「あきらめたらここで試合終了だよ」
に始まり
”安西先生・・・バスケがしたいです”
”なぜオレはあんなムダな時間・・・・・・”
”お前の為にチームがあるんじゃねぇ
チームの為にお前がいるんだ!!”
”まだあわてるような時間じゃない”
”オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?
俺は…俺は今なんだよ!”
”敗因はこの私!!
陵南の選手たちは最高のプレイをした!!”
”『負けたことがある』というのが いつか 大きな財産になる”
などなど。
スラムダンクの名台詞だけで終わってもいいくらい。
私はこの漫画と共に学生時代、部活動の仲間達と青春の日々を過ごしました。
部活前に日々部室でみんなで読み。
試合前は一気読みで気合いを入れ。
本当に何度力をもらったことか。
あきらめない気持ちの大切さ、仲間という存在の大切さ、自分の気持ちを信じること。
ただひたすらに頑張る、それでしか得られないこともあること。
沢山の人と、このスラムダンクの話で話し込んだり、笑いのネタにして楽しむ時間をもらったこと。
花道の絵を描くだけで元気が出る日々があったこと。
スラムダンクと共に成長してきたこと。
いろんなことを、この漫画と共に実践してきたように思います。
大人になってからも、今でもふと読み返したくなって一気読みすることもあります。
スラムダンクは今でも間違いなく、私の一部として自分の中で活きています。
ちなみに、私は仙道派です。
◎ワンピース
ワンピースが語るのは『勇気』『希望』『冒険』だけじゃない。
仲間や家族の愛。
それこそがこの漫画の見どころだと思っています。
それはまずシャンクスのこの言葉から序盤が始まることからも読み取れます。
”おれは友達を傷つける奴は許さない!!!”
仲間との絆だったり、家族への思いが、強い原動力だったり行動力を生む。
もちろん自分の中での元もとの強い思いもあるが。
そこを出て人との繋がりから生まれるものは大きい。
ルフィ、ゾロ、サンジ、ナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン、それぞれの仲間達の序盤の物語ですでに号泣。
むしろ序盤こそが見どころとも言える。
”生ぎたいっ!!!!”
こういった心の叫びだったり、全力で生きる姿に、どうしても泣いてしまう。
それはきっと私達も、日々いろんな困難も抱えながらも懸命に、生きているからではないだろうか。
そして忘れてはならないのがエースの存在だ。
特に59巻。私の中でのワンピースはここで一度終わりを告げた。
”愛してくれて………ありがとう!!!”
しばらく泣きながら放心。
2年程、読むのをやめました。(その後また読んでますが…)
私は結構熱い部分も強い人間なので、
(というか熱すぎる、熱く突っ走りすぎとよく言われるくらいなのですが(;▽)…)
私の中のそういった部分がこの漫画に熱中させたり、共感を強く抱く要因になっているのかもしれません。
しかし歳をとるにつれ、やはり何事も程ほどに、ほどほどに、疲れないようにと。
程ほどに走りガチ。
もはや今ではほどほど人間になりかけています。
それでいいのか!??
そんな風に思わなくもない。
いや、ほどほどにと言いつつ今もまだもうちょっと手を抜けと言われることもあるので、そうでもないのかもしれないけれど…。
ワンピースを読んでいると、誰かの存在にここまで熱くなれるというのは、本当は私達が現実世界でももっと思い出した方がいいことなのかもしれないなぁなんて、思ったりします。
あと早く、結末を見せて欲しい。
◎H2
タッチやラフも好きでしたが、中でもより繊細な青春時代の恋心を描いたものとしてH2を。
”ガラスはガラスでも、拳銃で撃っても割れねえ防弾ガラスだぜ”
こんな感じのキザなセリフや粋なセリフが自然とおさまり似合ってしまうのがあだち充作品のよさです。
この漫画は、『4人の一方通行の恋』が描かれています。
比呂・英雄のふたりのヒーローと、ひかりと春華のふたりのヒロイン。
その一方通行の恋の行方にもやもやもやもや死ながら、読み、
最後ももやもやしながら考える。
それがこの作品のよさであり、あだち充らしい後味の残し方のように思います。
青春を味わうのにあだち充の漫画は欠かせない。
しかしそれ以上にそれと共に、
自分の気持ちにしっかり向き合おう。
人と正面から向き合おう。
そうしたことの先に、その先の道も続いている。
比呂たちの道もその先に進んでいる。
そんなことをこの漫画は教えてくれている気がします。
◎PLUTO
PLUTOは手塚治虫の『鉄腕アトム『のエピソードのひとつである『地上最大のロボット』のリメイクとして描かれた作品です。
浦沢直樹のいつものサスペンス調で、21世紀のSF作品として楽しめるものになっています。
次々と破壊される標的となった世界最高水準の7体のロボット。
その7体のロボットのエピソードのひとつ。
ノース2号の話です。
彼はスコットランドの音楽家、ポール・ダンカンの執事で、
もともとは戦場用に作られ、多くのロボットを倒してきた大量破壊型ロボットでした。
全身に様々な武器が搭載されているので、それをケープを羽織ることで隠して暮らしています。
そして戦時中のトラウマで夜は悪夢にうなされ…。
ポール・ダンカンの元に執事として派遣されて、ピアノに興味を示すノース2号にダンカンは、
”おまえのような武器に、ピアノなど引けるものか!
おまえには戦場がお似合いだ!”
こんな風に傷をえぐるような言葉を浴びせます。
しかしそれに対しノース2号は静かにこう答えるんです。
”だから弾けるようになりたいのです。戦場に行きたくないから…”
戦場に行ったロボットがこんなことを言う。
ロボットと人間。
怖いのは本当にロボットか…?
私達が戦争のさなかに産まれていたら。
戦争を肯定するように育てられていたら。
やはりその中で生きなくてはいけないのでしょうか。
誰のための戦争…?
戦争が憎しみを生み、憎しみがさらなる憎しみを生んでいく…。
ロボットとの共存や戦争と憎しみについて考えさせられる漫画です。
完璧なロボットが動くには、複雑な混沌としたプログラムを動かす強い感情が必要となる。
怒りや悲しみ、憎しみ。
この強い感情によって目を覚ましたロボット。
さて、人間とロボットの境はどこか?
強い感情によって動かされた、統率された世界に幸せはあるのか…?
ロボットについて考えることは人間について考えること。
『感情』について考えること。
すさまじいAIの進歩が見られる中に生きているからこそ、こういっやことをより身近にリアルに考えるのかもしれません。
◎ご近所物語
矢沢あいの作品は『15年目』から『NANA -ナナ-』まで、全て読んできました。
天使なんかじゃない以前は、まだ確立される前のよさを感じられ。
『天使なんかじゃない』以降はもはや誰もが知る矢沢あいと言えば!といった作品となり。
スラムダンクやあだち充作品と並んで、子供の頃から一緒に成長してきたと言える漫画のひとつがこの矢沢あいの漫画です。
その中で今回『ご近所物語』を選んだのは、デザインの学校を舞台にしていることで、例えばデザインを仕事にすることの楽しさと厳しさの両方を頭に描かせてくれた漫画としても、心に残っているからでした。
恋愛要素だけで言えば、同列で天使なんかじゃないも相当何度も読み込みました。5作品しか選べないのが本当に歯がゆいです。
恋愛にトキメキ。
オシャレに感化され。
家族の話に泣き。
夢や仕事の話に、自分も夢を描く。
そんな時間をくれた漫画でした。
最近あまり読まなくなってしまいましたが、心の中にあるものとして絶対に外せないと思い、選びました。
思ったより長々と書いてしまいましたが、
みなさま、今日もいい1日になりますように(*´ω`)