擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第14話「明日はゴミを捨てる日」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第14話「明日はゴミを捨てる日」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

言ノ葉ヒビキ「オリャ雄、うりゃ美、ゴミが溜まってきたから、明日の収集日に捨てるぞ。自分の部屋にあるゴミを持ってきてくれ」

うりゃ美「うりゃ~」

オリャ雄「オリャオリャ」

ナレーター「オリャ雄とうりゃ美、言ノ葉ヒビキも自分の部屋のゴミを取りに行く。そして玄関に置かれている地域専用のゴミ袋の前に集まる」

うりゃ美「うりゃりゃ」

言ノ葉ヒビキ「大きさ比べるのか。はい俺のゴミ」

オリャ雄「オリャ」受け取り

ナレーター「言ノ葉ヒビキのゴミ袋を受け取ったオリャ雄とうりゃ美は自分達のゴミ袋と大きさを比べようとする」

オリャ雄「オリャ」ドキドキ

うりゃ美「うりゃ」ソワソワ

ナレーター「どれだけ言ノ葉ヒビキとゴミ袋の大きさが近いか競うのがうりゃ美とオリャ雄の最近の流行りの1つ。大きさが言ノ葉ヒビキに近い方が勝利となるが、結果は……」

オリャ雄「オリャー」ニコニコ

うりゃ美「うりゃぁ」しょぼーん

ナレーター「うりゃ美の負け。オリャ雄のゴミ袋の方が言ノ葉ヒビキのゴミ袋の大きさに近かった。勝負を終えた二人は三つのゴミ袋を地域専用のゴミ袋に捨てた」

言ノ葉ヒビキ「不思議な勝負だな、じゃあゴミを捨てたからしっかり手を洗うぞ」

オリャ雄「オリャリャ」

うりゃ美「うりゃ」

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」