擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第11話「自動掃除機電車」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第11話「自動掃除機電車」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

自動掃除機「ブーン」床ピカピカ

うりゃ美「うりゃー」しぼーん

ナレーター「うりゃ美は自動掃除機の上に乗るために体重を軽くし、体を小さくした」

うりゃ美「うりゃりゃ」掃除機に乗り乗り

自動掃除機「ブーン」床ピカピカ

うりゃ美「うりゃ~」ぬくぬく

オリャ雄「オリャ!」

うりゃ美「うりゃ! うりゃうりゃうりゃ」

ナレーター「うりゃ美が自動掃除機の上に乗っているとオリャ雄に出会った。うりゃ美は更に自分の体を縮めて一緒に電車さんごっこをしようとオリャ雄を誘う。オリャ雄も体を小さくして了承の意を示す」

オリャ雄「オリャ」掃除機に乗り乗り

うりゃ美「うりゃ」

ナレーター「自動掃除機電車が乗客を乗せて出発した」

自動掃除機「ブーン」

オリャ雄「オリャ~」ワクワク

うりゃ美「うりゃうりゃ」ニコニコ

ナレーター「自動掃除機電車はいくつもの駅を通過した。そして次の駅で終点である」

うりゃ美「うりゃりゃ、うりゃりゃ。うりゃうりゃりゃ」

オリャ雄「オリャー」

自動掃除機「シューン」停止

ナレーター「自動掃除機電車が終点である充電スポット駅に辿り着いた。これで自動掃除機電車さんごっこも終点だ。運転手と乗客は自動掃除機電車の上から降りた」

オリャ雄「オリャ~」

うりゃ美「うりゃうりゃ」

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」