擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第21話「料理中」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第21話「料理中」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

オリャ雄「……」トントントン

ナレーター「オリャ雄は今料理をしている。その姿をうりゃ美と言ノ葉ヒビキが見つめている」

うりゃ美「うりゃ~」ワクワク

言ノ葉ヒビキ「オリャ雄、手伝うことあるか?」

オリャ雄「オリャ」こくり

言ノ葉ヒビキ「なにすればいい?」

オリャ雄「オリャオリャリャリャ」

言ノ葉ヒビキ「砂糖の補充か、じゃあ少し待ってて」

オリャ雄「オリャ……」トントントン

ナレーター「言ノ葉ヒビキが砂糖を取りに行こうとすると、うりゃ美が手伝いたいと言った」

うりゃ美「うりゃうりゃ」

言ノ葉ヒビキ「でもな」

うりゃ美「うりゃうりゃ~」

言ノ葉ヒビキ「わかった、じゃあ頼む」

うりゃ美「うりゃー」やる気満々

ナレーター「そしてうりゃ美は砂糖を持ってきた」

言ノ葉ヒビキ「ありがとうって……それ塩だぞ」

うりゃ美「うりゃ?」

銘柄「佐藤の塩」

うりゃ美「うりゃー! うりゃ~//////」テレテレ

オリャ雄「オリャー」呆れ目

ナレーター「うりゃ美は塩をもとの場所に戻して、今度こそ言ノ葉ヒビキに砂糖を届けた」

うりゃ美「うりゃー」砂糖持ち持ち

言ノ葉ヒビキ「じゃあ、この容器に砂糖を入れて、オリャ雄に渡すんだ」

うりゃ美「うりゃ!」砂糖入れ入れ

ナレーター「うりゃ美は容器に砂糖を入れ終えて、それをオリャ雄へと渡した」

オリャ雄「オリャ」受けとり

うりゃ美「うりゃりゃ」

オリャ雄「オリャ」

うりゃ美「うりゃ?」

オリャ雄「オリャオリャ」ナデナデ

うりゃ美「うりゃー//////」ニコニコ

言ノ葉ヒビキ「はは、砂糖補充しただけですごい褒められようだな」

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」