擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第28話「宅配便」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第28話「宅配便」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

インターホン「ピンポーン」

言ノ葉ヒビキ「おっ! もしかして例の物かな」

オリャ雄「オリャリャ」

言ノ葉ヒビキ「俺が出るよ」

オリャ雄「オリャァ」しょぼぼーん

うりゃ美「うりゃうりゃりゃ」励まし

オリャ雄「オリャ!」

ナレーター「言ノ葉ヒビキがインターホンの画面を確認すると宅配業者らしき人が映っていたので応答する」

言ノ葉ヒビキ「はいもしもし」

インターホン「宅配便です」

言ノ葉ヒビキ「はい、今出ます」

ナレーター「言ノ葉ヒビキは通話を切って印鑑を取りに行こうとする」

オリャ雄「オリャオリャ」

言ノ葉ヒビキ「そうか、じゃあ印鑑は頼む」てくてく

うりゃ美「うりゃ」とことこ

ナレーター「言ノ葉ヒビキは玄関へ行き、うりゃ美はそのあとを追いかける。そして扉開けた」

うりゃ美(うりゃ~)

言ノ葉ヒビキ「お待たせしました」

宅配業者「言ノ葉ヒビキ様でよろしいでしょうか」

言ノ葉ヒビキ「はい」

ナレーター「確認のやり取りをしているとオリャ雄が印鑑を持ってきてくれた」

オリャ雄「オリャリャ」印鑑持ち持ち

宅配業者「こちら方にサインか印鑑をお願いします」

オリャ雄「オリャ」印鑑ポン

宅配業者「はい、では荷物の方お渡しします」荷物

うりゃ美「うりゃ~」荷物受けとり

言ノ葉ヒビキ「お疲れさまです」

宅配業者「ありがとうございました」

ナレーター「宅配物を受け取って言ノ葉ヒビキたちはリビングに集まった」

オリャ雄「オリャオリャ?」

言ノ葉ヒビキ「中身は最新ゲーム、二人が欲しがってた対戦ゲームだぞ」

オリャ雄「オリャー」ニコニコ

うりゃ美「うりゃ」ニコニコ

言ノ葉ヒビキ「早速三人でやろう」

オリャ雄「オリャ~」ワクワク

うりゃ美「うりゃりゃりゃりゃ」ワクワク

言ノ葉ヒビキ「っと、その前に印鑑はちゃんともとの場所に戻したか?」

オリャ雄「オリャ!」

言ノ葉ヒビキ「じゃあ早速開けて始めるか」

うりゃ美「うりゃうりゃ」

オリャ雄「オリャア」

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」