擬音声命体　うりゃ美とオリャ雄　第29話「アイロン」

擬音声命体　うりゃ美とオリャ雄

第29話「アイロン」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

オリャ雄「オリャオリャ」アイロン持ち持ち

ナレーター「オリャ雄は今言ノ葉ヒビキのワイシャツにアイロンをかけ始める。それをじっと見つめるうりゃ美」

うりゃ美「うりゃ」ジー

オリャ雄「オリャ～」ペタッ、スー

うりゃ美「うりゃうりゃ」クンクン

オリャ雄「オリャリャ!」

ナレーター「うりゃ美がアイロンに顔を近づけて、においを嗅ごうとしているので、危険だよとオリャ雄が注意した。うりゃ美は離れてにおいを嗅ぐことにする」

うりゃ美「うりゃ!」

オリャ雄「オリャリャ」ペタッ、スー

うりゃ美「うりゃ、うりゃうりゃ」クンクン

オリャ雄「オリャ?」

うりゃ美「うりゃうりゃりゃ、うりゃ～/////」

ナレーター「うりゃ美は衣類にアイロンをかけている時に出るにおいは最高だよと力説して、オリャ雄にもにおいを嗅ぐように勧める」

うりゃ美「うりゃうりゃ」アイロン持ち持ち

オリャ雄「オリャー」呆れ目

うりゃ美「うりゃうりゃ」ペタッ、スー

オリャ雄「オリャ」クンクン

うりゃ美「うりゃりゃ?」

オリャ雄「オリャー」遠い目

うりゃ美「うりゃぁ」しょぼーん

ナレーター「においを嗅いだオリャ雄だったが、その反応はいまいちだった」

オリャ雄「オリャリャ」ペタッ、スー

うりゃ美「うりゃ～//////////」クンクン

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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