擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第35話「お風呂掃除」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第35話「お風呂掃除」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

言ノ葉ヒビキ「風呂掃除をするか」

オリャ雄「オリャリャリャリャ」ヤル気満々

うりゃ美「うりゃーうりゃりゃりゃりゃ」やる気満々

言ノ葉ヒビキ「やる気があるのはありがたいけど、三人で掃除するにはスペースが狭いからな、俺一人でやるよ」

ナレーター「お風呂場の広さを考慮していなかったオリャは照れて、うりゃ美は落ち込んだ」

オリャ雄「オリャリャ/////////」てれてれ

うりゃ美「うりゃぁ」しょぼぼーん

オリャ雄「オリャ?」

うりゃ美「……」ちーん

オリャ雄「オリャオリャ」なでなで

ナレーター「慰められたうりゃ美はオリャ雄に抱き付いた」

うりゃ美「うりゃりゃ」ダキッ

オリャ雄「オリャ~」なでなで

言ノ葉ヒビキ「はは、じゃあ掃除してくるわ。そうだっ、その前にたぶんないとは思うけど、風呂の掃除中にインターホン鳴ったら出ていいぞ。その後はすぐに自分の所に報告してくれ」

オリャ雄「オリャー」にこにこ

ナレーター「言ノ葉ヒビキは風呂場へ向かった。それから15分ほど経過した」

言ノ葉ヒビキ「ふう、風呂掃除終わったぞ」

うりゃ美「うりゃりゃりゃ」かけより

ナレーター「うりゃ美は言ノ葉ヒビキに駆け寄って、お疲れ様マッサージをしてあげると言った」

言ノ葉ヒビキ「じゃあ後でしてもらおうかな、念のために聞いておくけどインターホンは鳴らなかったよな」

うりゃ美「うりゃ」ビシッ

言ノ葉ヒビキ「そうか、待機お疲れ様……ん?」

オリャ雄「オリャァ」しょぼーん

言ノ葉ヒビキ「出られなかったのがショックだったのか」

オリャ雄「……」ちーん

うりゃ美「うりゃりゃ」なでなで

オリャ雄「オリャリャ」うりゃ美にダキッ

ヤル気満ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」