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【文字起こし】絵本・ママはかいぞく
フランス発🇫🇷
2回連続で読みたくなる。
乳がんをテーマに描いた話題の感動作!!
ぼくのママはかいぞくなんだ。
ふねのなまえは“カニなんてへっちゃら”ごう。
もうなんかげつもまえからママはたからのしまをめざして、かいぞくなかまとそのふねでたびをしている。
たびからかえってくると、ママはいつもとてもつかれているみたい。
男の子のナレーションから始まる物語。
ママは胸に傷があったりバンダナを巻いたり、ベッドで休んでいることが多いです。
そんな海賊として戦っているママを男の子は誇りに思っているようです。
作者のカリーヌ・シュリュグさんは実際に乳がんを患い、当時4歳だった息子さんに「がんとの闘い」を曖昧ではない、そして安心できるメッセージを伝えたいと思い制作したそうです。
絵本の可能性を感じさせてくれる素晴らしい作品です!