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【蓮ノ空感想文 「昔もいまも、同じ空の下」】百生吟子の一歩を応援したくなった
「どうして仲良くしてくれるの?」
そう聞かれたらどう答えるだろうか。
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本当に仲のいい子ならスッといいところを言えると思う。でも、なんとなく一緒にいただけの子なら恥ずかしいってごまかしちゃうかもなぁ。
こんなことを聞いたってほしいものは手に入らないかもしれない。それどころか一生の傷を負うかもしれない。
だから普通はそんな質問はしないのだ。
本当のことって不安の先にある。
百生吟子の質問に同期2人が答える。
「分かんないけど、普通こうなる!」
「努力する姿リスペクトしてるから」
求めていた答えだっただろうか。でも2人は吟子ちゃんのこれまでを認めてくれた大切な友達だと分かったはずだ。
吟子ちゃんが踏み出した一歩で友情を確かめることができた一幕だった。
吟子ちゃんは同年代の子とあまり仲良くなれなかったらしい。
それ故に、はしゃいだり、かわいいことは自分に似合わないと普段は少し遠ざけている。
でも、本当に似合わないかな?そんなことないよって言いたい。
どうぶつ喫茶の衣装もかわいかった。ステージでのキリッとした中で見せる大好きなものへの笑顔はすてきだった。
吟子ちゃんにとってスクールアイドルクラブでの日々はいつも初めてにあふれている。スタートラインの向こうで自分がどうなっているのか確かめるのは怖い。誰しもがそうだ。
初めてだらけの中で踏み出す一歩。
だから私は「よかったよ」って言いたいんだ。その一歩が次の一歩につながるように。
分からないことだらけの中で自分だけの答えを見つけ出すのがきっと青春だ。
たくさんの白線を越えた1年後の吟子ちゃんが楽しみだね。
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