次の道を選ぶ【週刊 度会隆輝14(8月12日~8月18日)】
今週の度会隆輝を振り返っていきます!
今週のハイライト
8月12日(月) 1番ライトスタメン
【二ゴロ、中飛、中安、見三】
②甘めの球をかちあげるもセンターフライ ③地面につきそうな変化球をとらえ投手の足元へはじき返すセンター前へのタイムリー!
8月13日(火) 1番センタースタメン(7回からライトへ)
【四球、投ゴロ、二邪飛、遊ゴロ】
①足元へのスライダー、フォークを我慢して四球を獲得 ③初球でセーフティーバントを試みるもファールとなる
8月17日(土) 7番ライトスタメン
【左安、左飛、遊失、左2】
①インコース甘めの球を逆方向にたたきレフトへのライナーヒット! ④外高めの球をフェンス近くまで運んで2塁打!
8月18日(日) 1番ライトスタメン
【中飛、左安、左安、左飛、右安】
①インコース低めの変化球を掬って右中間へのフライ ③インコースの変化球に詰まりながらもうまくバットを出してレフト前ヒット! ⑤立ち位置を今までよりベースから離す。きれいにインコースを引っ張って一二塁間を抜くヒット!
※8月15日に神奈川県野球交流戦にも出場しています
次に選ぶのは
「勝利に貢献したい」度会選手が何度も口にした言葉です。
今回ファームにいく時にも勝利に貢献できないのが悔しいと語りました。
度会選手の思い描く”貢献”とは?
一つ感じたのは、自分にできることをする姿勢である。
例えば、元気さでチームを盛り上げる。
プレーでいうと、6月にファームから上がった時は、逆方向へのバッティング意識を高めて、ボールを見極めたり、ヒットの本数を増やしてきました。
一度目のファーム修行で取り組んでいたのが逆方向でした。強引とも言えるぐらいに徹底していたのを覚えています。
今、自分が持っている手札の中で一番通用する確率の高いものを選んだ。そのように思います。
それは成功しました。でも、続きませんでした。
改めてプロの対策スピードは速い。引き付けて打つ度会選手に、窮屈なバッティングを強いることで優位なカウントを作っていました。
一本鎗ではすぐに対策されてしまうのです。徹底したことが裏目に出たのかもしれません。
どうしても投手が有利なスポーツだから、できることが少ないと厳しいです。
では、度会選手は”できることが少ない”選手なのか。
そうではないと思います。
逆方向に強く打つだけではなく、開幕戦みたいに引っ張って遠くに飛ばすことだってできます。
アウトコースだけでなく、インコースを肘を抜いて打つことだってできます。
隙をついてセーフティーバントをすることもできます。
オープン戦の首位打者から今に至るまで多彩な手札があることは示しています。
手札はむしろ多いぐらいの選手である。
だからこそ、今はそれをどう使えるようにするかを磨いてほしい。なんでもできる選手ならいくらでも試合に出て貢献できるはずです。
時間はかかるかもしれないけれど、どれかを選ぶのではなく、すべてを選んでほしいと思います。
今週のサイコー度会
勝手に選ぶ今週のサイコーな度会隆輝!
トレーニング中の一コマ。
ボクシングだと腹筋にメディシンボール落としたりするけど、ここではさすがにね。
いたずら好きの筒香選手にちゃんとロックオンされた愛されキャラなのでした。
筒香選手は高校の大先輩です。こういうムード作りから野球のこと、プロでの生活のこと全部吸収していってほしいです。
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