つながっていく【週刊 度会隆輝9(7月8日~7月14日)】
今週も度会隆輝選手の一週間を振り返っていきます!
今週のダイジェスト
7月9日(火) vsドラゴンズ 2番ライトスタメン
6打数ノーヒット。守備で鋭いライナーをスライディングキャッチし、失点を減らすことに成功!
7月10日(水) vsドラゴンズ 2番ライトスタメン
4打数ノーヒット。フェンス際の打球を好捕し守備で貢献。
7月11日(木) vsドラゴンズ 2番ライトスタメン
3打数ノーヒット。7回の守備からベンチに下がる。
7月12日(金) vsジャイアンツ
出場なし
7月13日(土) vsジャイアンツ
8回に代打で出場するも空振り三振。その後ライトの守備に入る。
7月14日(日) vsジャイアンツ
9回に代打で出場するもライトフライ。
勝利への軌跡に
今週は一本もヒットを打てなかった度会選手。ずっと続いていたスタメン出場も途切れてしまった。
プロ入り前からそうだったがハマっているときとハマっていないときの差が大きい選手だ。
結果は残念だったが、それでもチームの勝利には貢献できた。
打つだけが仕事ではなくて守備もある。ベンチで盛り上げたりやれることはたくさんあるのだ。
火曜日の試合は接戦だった。序盤でリードを奪うも中盤からドラゴンズに追い上げられて延長戦でなんとか勝ち切った。
度会選手は6打席すべてで凡退。それでも、勝利へつないだプレーがあった。
4点リードながら一死一三塁のピンチ。カリステ選手の鋭いライナーを滑り込みながらのキャッチ。犠牲フライにとどめることに成功した。
結局このイニングに3点取られてしまうのだがこの打球をヒットにしていたら4点以上となっていた。延長戦にもつれた試合だけに勝利に貢献できたプレーと言っていいだろう。
相手がいる以上、うまくいく日もあればうまくいかない日もある。
それでも、取り返すことができた。
記憶に残らないプレーかもしれない。27個のアウトを巡るプレー一つ一つが勝利への軌跡だ。
グラウンドに立つ全員が勝利の立役者なのだ。
つながっていく
もはや、当たり前の光景になっている。度会選手と先輩たちのコミュニケーション。
年齢の近い選手や同期だけでなく、年の離れた先輩にもどんどん絡んでいく。
こちらからはどんなことを話しているのか分からないのが惜しい。
水曜日の試合。勝利の余韻を楽しむ列の中で度会選手とオースティン選手が話していた。
この日も4打席すべて凡退の度会選手。笑顔であふれるスタジアムの中で真剣な表情で語りかけるオースティン選手。度会選手の頭を指でトンと叩いたように見えた。
オースティン選手と言えば全力プレーだ。けがが怖いので…と私たちは思うけれどプレーする本人には全力以外の選択肢はないようだ。
その原点は若手のときの監督にあるという。
分からないことだらけの世界で迷うこともあるだろう。間違えることもあるだろう。
それでも、語り掛けてくれる仲間がいる。そうやって、本当のプロ野球選手に近づくんだなぁと思った。
先輩にもらったものは後輩に返していくものだ。
いつか度会選手が後輩に大事なことを伝えられるような選手になれるといいな。
今週のサイコー度会
勝手に決める!今週のサイコーな度会隆輝!
ヒットは出ずとも粘る度会選手。
初めて度会選手の打席をほぼ真横から見たけど、ベースの真上ぐらいでボールに合わせてバット動かしててすごかった。
そんなところでよくコントロールできるね。
ヒットにできなくてもなんとかしたいという気持ち見てたよ。
というわけで、今週は球場で撮った写真多めでお送りいたしました。
それでは、また来週よろしくお願いいたします~
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