大丈夫、僕らの見たい姿だったから【週刊 度会隆輝8(7月1日~7月7日)】
今週も度会隆輝選手の一週間を振り返っていきます!
今週のダイジェスト
7月2日(火) vsスワローズ 2番ライトスタメン
都市対抗野球でともに戦い"親友"という吉村貢司郎投手と対戦。
初回にヒットを打ち勢いに乗ると、満塁で回った2回に先制タイムリーを放つ!さらに4回にはフォークをうまく掬いまたもタイムリー!
この日3安打3打点の活躍でヒーローに。お立ち台では同期の石田裕太郎投手と2人で「I ☆ YOKOHAMA」を披露。全ベイが萌えた。
7月3日(水) vsスワローズ 2番ライトスタメン
初回に死球で出塁し、先制の3ランHRにつながるもその後ヒットなし。
7月4日(木) vsスワローズ 2番ライトスタメン
8回にヒットを放ち追撃の起点づくりに成功。チームは平良投手の完封で勝利!
7月5日(金) vsタイガース 2番ライトスタメン
5回にヒットを放ち連続出塁記録を17試合に伸ばす!チームは延長戦を制した。
7月6日(土) vsタイガース 2番ライトスタメン
3打数ノーヒットで連続出塁記録が17でストップ。
7月7日(日) vsタイガース 2番ライトスタメン
終盤に2打席連続ヒット!も自身の悪送球が絡みチームはサヨナラ負け。
立ち上がれないところを京田選手と牧選手に支えられ甲子園を後にする。
一緒に喜びたい
私は"お決まりのパターン"が好きだ。お決まりのパターンには絆がある。
一番有名なお決まりといえばダチョウ倶楽部の「押すなよ」だと思う。芸人と観衆の両方が押す瞬間を待ち望んでいる。これから起こる楽しい瞬間の共犯者になれるのだ。
7月2日。3安打3打点の大活躍でヒーローとなった度会選手。ハマスタでのヒーローインタビューは久しぶり。
度会選手のお立ち台といえば見たいのは"あれ"。
一瞬スタンドを見渡してから叫んだ。
「最高でーーす!!」夜空へピースを掲げる。
待ち望んでいた姿だ。
今か今かと期待するファンに対して間があった。きっと考えているなと思った。
プロスポーツ選手は私の思っているより人の声をたくさん聞いている。支えになる言葉だけでなく、聞きたくないような言葉もあるだろう。
その中で正解を探そうとしている。
度会選手は人を喜ばせたいという思いで行動する人だと思う。落ち着いたビジターでのヒロイン。引っ込めたガッツポーズ。"やらないこと"だって正解になり得る。
それでも、この日はやってくれた。これは振りを作ってくれたインタビュアーの方にも感謝している。これがなければやらなかったと思う。
ヒーローインタビューにもお決まりのパターンはたくさんある。喜ぶ選手と一緒に楽しくなれる好きな瞬間だ。
度会選手の「最高でーーす!!」もそうなってほしいと思う。
私は選手が喜んでいたら一緒に喜ぶよ。これからも喜んでいる姿たくさん見せてください。
大丈夫
勝利を目指す。そのためのライトゴロだった。
ベンチが指示し、オースティン選手がファーストに入っていた。間違いのないプレー。
みんながベストを尽くしたが送球がそれてしまった。
失敗したから負けたのだ。そこは覆しようのない事実だ。
立ち上がれないのも無理はない。
サヨナラの大ピンチの場面で、逆転の一手を完璧に敷くことができた。それを自分のミスが台無しにした。敗戦の責任を一人で背負っていてもおかしくない。
私はミスしたときになぐさめてほしくないと思う。自分が悪いのなんて分かり切っているから。恥ずかしくなるだけだ。
でも、もう一度同じことに挑戦できる勇気はほしい。
立ち上がるために支えてくれたのは京田選手と牧選手だ。1年目から一軍で勝利も敗北もたくさん味わった2人だった。
きっと今必要なことを教えてくれたはず。だから大丈夫。
選手がベンチから出てきて迎え入れてくれた。下を向かず、手を叩いている選手もいる。
大事なのは次なんだ。そう思った。
どんな顔でハマスタに帰ってくるか。楽しみだ。
今週のサイコー度会
勝手に決める!今週のサイコーな度会隆輝!
今週はコレしかない。同期の石田裕太郎選手とのお立ち台!
「せーの」があまりにも初々しくてニヤニヤしてしまった。
これからも2人でたくさんお立ち台に上がってね!
それでは、また来週もよろしくお願いいたします~
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