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【トークンが合法的に盗まれる?】今IOSTで大問題になっているHuobiのHUSD問題について状況を解説

2020年11月の段階でTelegramのIOSTチャンネルで議論されているこの問題は、IOSTに投資している全ての人々に関係する話だと思うので知っておいてほしいです。
そしてIOSTは触ってなくても、現状こういう問題が起こりうるチェーンもあると知っておいて損はないと思います。

※ここからの話は私がTelegramに書かれている議論をGoogle翻訳で翻訳して読んだ物をベースに自分で解釈した物で、部分的に間違いなどあるかもしれませんので、ご理解よろしくお願いします。


問題の概要

概要ですが。

大手取引所のHuobiが、発行しているステーブルコインHUSDをIOST上でも発行しようとする。

「HUSD」というトークンがとあるユーザーに既に発行されていた。

IOST運営が「HUSD」発行者にコンタクトを取ろうとする。

発行者が名乗り出ない?もしくは交渉決裂?

IOST運営が「HUSD」トークンの権限を強制リセットすると宣言。

コミュニティ内で大問題になる←イマココ


大体こんな感じだと思います。


問題の詳細

これが、この問題に関する運営の発言。

Google翻訳によると。

(2/4)IOSTは、「husd」トークンを使用してHUSDのstablecoinにアクセスできるようにする権限をリセットします。グループおよびチェーンで「husd」トークンの所有者(名前:deutsch)に2か月間に数回連絡を試みましたが、まだ応答がありません。

とのこと。

こちらはIOSTオフィシャルのmediumの記事。


HuobiはHUSDをIOSTで発行したい。
IOST運営としてはステーブルコイン大手のHUSDを誘致したい。
しかし既にHUSDのトークンは別の人によって発行されてしまっている。
IOST運営はその発行者を探してHUSDの権限を買取りたいが、見付からず。
IOST運営の権限でIOST上のHUSDトークンの発行権をリセットしてHuobiに移譲したい。

こういう感じの状況でしょうか。
議論の多くがWechatで行われているようで、調べきれてない部分もあり、この問題をHuobi側がどれだけ把握しているのは分かりません。

反対派のユーザーからは「IOST_HUSD」みたいなトークン名にすればいい、という提案もありましたが、それに対してIOST運営が、後々詐欺に使われる可能性がある(HUSDを本物のHUSDだと偽って使われる(ややこしい…)的な話だと思います)ので、それではダメという感じの発言があります。

Telegramを見る限り、「絶対にやってはいけない」派と「IOSTに利益がありそうだからやるべき」派で二分されているようで、中国の方では後者が優勢らしいと、IOSTが言っているようです。
Telegramを見る感じでも半々ぐらい。
恐らくBitcoinとかEthereumなら絶対に許されない事で、絶対に猛抗議されるところですが、IOSTではそういう感じ。


何が問題か

ブロックチェーン界隈の人には説明するまでもないと思いますが、今回の話を簡単に説明すると、IOSTでは運営が中央集権的な力を持っていて、状況によってはあなたの所持するトークンの権限を簡単に剥奪出来てしまう、という事が明らかになった、という事と。
IOST運営がその強権を実際に、簡単に発動してしまう事を証明してしまった事です。

つまり、IOSTの運営が自分達の都合で我々の財産を毀損してくる可能性がある事が証明されてしまった。
勿論、HUSDがIOSTで発行されればIOST全体にとってはメリットが大きく、プラスではありますが。しかし、やっている事は「全体の利益のためなら少数の個人の権利が毀損されても仕方ない」という内容です。
それはちょっと怖い。

私の意見

はっきり言って長期的には止めた方がいいと思います。
これが可能となってしまうと、それなりに大きな企業は参入出来なくなってしまう。
IOST側がやろうと思えば、企業が発行したトークンが一瞬で無価値になってしまう、その可能性が見えちゃったわけですから。
株主に説明義務のある一般企業はIOSTを使えなくなった。

ただし、それは我々だけの感覚かもしれなくて…
IOSTの将来性には大きな影響を与えない可能性もあるので、単純に価格を追い求める投資としてはプラスかもしれないので、難しいですね。
実際、この問題が出てからもIOST価格は下がってませんし。むしろ上がっている。

しかしこれでブロックチェーン界隈のディープな人間からはより一層嫌われるコインになったと思います。

個人的にはXIGUAに投資してしまっている以上、IOSTから抜けるのは厳しいので保有し続けますけど、ちょっと投資先としての魅力は薄れた感じがします。
PPTの時もちょっと「う~ん…」と思いましたが、今回の方がもっと深刻な気がしますね。


※追記

IOSTのノードGuild Tokenが今回の件に関する抗議としてIOSTからの撤退を表明したみたいですね。
GTトークンは価値がなくなる形になる?っぽいので気を付けた方がいいかも。


最後に

詳細に関してはTelegramで実際に読んで確認してみて下さい!

内容に間違いや問題があった場合、この記事を削除するかもしれません。
ご了承ください。

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