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今回のXIGUAのガバナンス投票についての解説と考察と、投票のお願い

IOSTのXIGUAでガバナンス投票が行われています。
投票内容の翻訳はこれです。

買い戻しと燃焼の代わりに、収益を使用して、次の3つのペアに流動性を提供します:IOST / XUSD、VOST / XUSD、XG / XUSD。このようにして資金を蓄積することができ、採掘が終わった後にXiguaが十分な流動性を獲得できない場合でも、少なくともXGの長期的な利益のために役立つ蓄積された資金があります。

これまでXIGUAは手数料などで得た資金をプールして、それをXGの買い戻してバーン(焼却。発行枚数を減らす)していました。
しかし、運営が言うには、そのシステムに意味がないと主張するユーザーがいたらしく、(Telegramにはそんな意見はなかったように思うので、恐らくwechatの方です)その意見を採用して今回の投票になったそうです。

提案内容としては、これまでバーンに当てられていた資金をXIGUAの流動性供給に回した方が意味がある。という事らしいです。


解説と考察

今のXIGUAのXGバーンに意味がない、という事についてですが。
これは現時点では正しいと思います。

ユニスワップ型のDEXの場合、流動性供給量が少ないと大量の買いが入っても価格上昇しにくいです。
そういうシステムです。
(短期的には強烈に価格上昇するけど、少ない金額で一瞬で戻されてしまうから)
そこに関しては問題だと思っていますし、何とか出来ればとは思います。
しかしそれはXIGUAのシステム上、XGの流動性が低くなってしまうシステムにしているからで、仕方がないですし。これはいずれXGの排出が終わるか、もしくは現在のXGプールの利率が下がっていってXGの流動性供給プールの方が得になったら解決するはずの問題でもあります。

理想を言えば、流動性を少し増やした後、バーンするシステムに戻すのがいいような気がしますが、そうやってコロコロとシステムを変えるのが正しい気がしません。


投票のお願い

現時点では、

承認済み:406048.7590759999
不承認済み:377774.49595699995

拮抗しているので、XG保有者は投票してほしいですね。
今回の投票でXIGUAの方向性も大きく変わるので、重要だと思います。

正直言って、今回の投票内容は難しすぎです。
メリットとデメリットの両方がある話なので、これが実行された方がいいのか、されない方がいいのか、どちらとも言いにくいです。

なので迷うところですが、XGをステーキングしている人は投票して意思表示してほしいですね。
XIGUAはこういう重要な投票を何度もしてきているので、逆に少し困る感じはあります。
まぁガバナンストークンを持つという事は、そういう事なんでしょうが。

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