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好きなタイプの漫画と効率よく出会う方法を見つけた話

保育園休園が続く。以前のような労働中心の生活を諦め、仕事は少し抑えめ。2歳児と遊ぶ合間に、Kindle電子書籍を楽しむ。小説は集中力が必要で育児との相性が悪い。手軽にサクサク読める漫画を、通常時以上に購入している。

今もっとも好きな作品のひとつは日高ショーコさんの『日に流れて橋に行く』だ。舞台は明治時代。海外留学から戻った主人公が、経営が傾きかけた老舗呉服屋の立て直しに取り組む。ファッション・小売・マーケ・広告・働く女性・歴史などなど、私の好きな要素全部のせの作品。とても気分が明るくなるし、仕事のモチベーションも上がる。

日高ショーコさん(原作と作画の2人組)はBLが主戦場なので意外だった。素晴らしい作品なので、新刊が出たタイミングで詳しくレビューしたい。

新しい漫画に出会いたいとき(初級編)

毎月の予算は決めつつ、友人からのレコメンドはその場で全巻購入するようにしている。新たな作品に出会いたい気分のときは、Amazonレビューが30件以上ついている作品を内容を調べずにノールックでポチ。

制作秘話にも弱いので、インタビューもチェック。最近だと『重版出来』などのヒット作を手がける編集者小学館・山内さんの記事がとてもよかった。

実在しないし個性も強いのに「なんかこういう人いそう」と思わせ、キャラクターに感情移入させる漫画づくりの裏側が語られている。IT業界が舞台の作品『王様達のヴァイキング』を作るために、漫画家さんと一緒に3カ月間プログラミングスクールに通ったそうだ。すごすぎる。

ここ数年の地味な趣味が、「めちゃコミ」をはじめとするバナー広告を観察すること。性的過ぎるものや、作品の一部を切りとってエロ漫画みたいな売り方をするのには呆れてしまうのだが、ついクリックしてしまう煽り文が秀逸なので勉強になる。『ゴミ屋敷とトイプードルと私』は、紫原明子さんのおすすめもあって、去年シリーズ全巻買いした。

これが個人的に大当たり。頭を空っぽにして読み進めることができたため、TLやレディコミもアリなんじゃないか? と、これまであまり使っていなかった漫画専用アプリもインストール。ランキング上位作品のほか、新人作家さんの漫画もよく読むようになった。

今でこそ漫画レビューや漫画家さんインタビューなどのお仕事をしているが、10代の頃はそこまでマンガにハマっていなかった。昔の作品をあまり知らないので「マンガPark」の全話無料配信の恩恵も受けている。

Kindleの中身はこんな感じ

少し前のスクショだが、お気に入りはこんな感じ。『A子さんの恋人』と『きのう何食べた?』は紙で購入。BLは恥ずかしいのでライトなやつだけ。

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漫画雑誌はスピリッツとKissを購読。ジャンプ漫画は苦手なのだが、超話題作は読んでおきたいタイプ。『鬼滅の刃』は現在履修中。中盤まで読んだところだ。

私がたどり着いた最強の漫画サーチシステム

それなりに審美眼は磨かれてきたものの、もっと漫画を知りたい。できれば失敗したくない。そこでたどり着いたのが、このサイクルだ。

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