ハイリスク出産に向けて(妊活、こころの話)

今週7週目、無事に心拍確認を通過しました。赤ちゃんもくっきり見えてきて、元気に拍動している様子が見て取れました。順調だそうです。

あと2週で不妊クリニックは卒業になります。どんなにほじくっても見えなかった向こう側に、堰を切ったようにつながっていく感じがします。

この後どうしたらいいんですか?と先生に聞いたら、出産する病院決めですねと。紹介状を書いてもらえるかとか、具体的な話まではしませんでしたが、ハイリスク出産だからと職場の近くにある公立病院を挙げてくださいました。

niptは受ける方向で考えることになりました。10週目から受検可能なようです。

ダウン症をはじめとする染色体異常の家族をもつことに対して、私自身は特になんの考えも持っていません。私にはダウン症の姉がいて、私自身羊水検査を潜り抜けて生まれてきました。家族は家族で、その人自身の個性には障害や持病があることも含まれていて、姉をダウン症の人として見て関わったことはないし、障害特性的にできないことがたくさんある姉ではありますが、健常といわれる私にも姉よりできないことがたくさんあります。

生まれた後病気や障害をもつ人もたくさんいます。自分や親が認知症になるかもしれない可能性は無視できるのに、私自身が何を求めているわけでもなく、重度障害で確実に社会的ケアを受けられるダウン症の姉は負担になるから無理という考え方の恋人には失望してきました。

ただ、それでも今回niptが必要だと考えるのは、40代の出産はハイリスクで、私自身がこの出産によって子育ての戦力から外れてしまう可能性が否めません。また、確率的に染色体異常の子を産みやすい。その状況で子犬くん(仮称)に負わせることになるかもしれないものが多すぎる…

産まれてきたから背負うかもしれない色々は、誰しも同じ確率なので、受け止めるしかないですが、あらかじめ分かることは…という判断に至りました。
もし陽性なら、改めて話し合いをすることになると思いますが、私の想いだけで押し切れる問題ではないなと思うのは、自身がハイリスク妊婦に当たるからです。

色々結果が出て、判断ができたら職場に報告かな…

つわり的なものも始まってきています。今の所はゲップが出る直前的な気持ち悪さと、何を食べたいかわからない、食べてみたら行けるけど途中でいらなくなるという感じ。
決まっていたランチは何とか楽しく食べ切りましたが、家ではちょっとわがままな食べ方をしています。梅ジュースとフェトチーネグミレモン味が美味しい。

そして、やたら眠く、早朝覚醒はありますが、二度寝や昼寝もするようになりました。個別の研究室があるので30分ソファに横になる、みたいなことができていますが、オフィスワークの人はまだ妊娠を伝えられないこの時期、しんどい思いをされているんじゃないかなと想像しました。

梅雨明けして、暑さが体にこたえやすい時期に入りました。ご自愛をー。

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のんびり穏やか人生探究中
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