日本ではあり得ない、超絶面白いドラマ
年末年始はずっと、Netflixでデンマークの大ヒットドラマ「Borgen」を観ていました。
2010年〜2013年に放送された後フランスやイギリスでもメガヒットし70カ国以上で放送、リメイク版が作られ、今でも定期的にアンコール放送されている大人気の政治ドラマです。
このドラマを見ていて絶対に日本の政治ドラマのテーマにならないであろうと思い面白かったのが、
「女性が首相になること」と「首相の女性が二人の子どもを持つ母親で、家庭との両立に悩んでいること」です。
このドラマの一番の見どころは、女性がデンマーク初の首相になったところです。現在は政治家の半数近くを女性が占めていますが、10年前はまだまだ肩身が狭かったようです!男性の政治家が揃いも揃って地位と名声、権力を維持するために血眼になって動くところに妙に納得してしまいました🤣どこも一緒ですね😅😅
そんな中、信念を持って動き奮闘している女性ビアギッテが仕事と家庭との両立に悩んでいる様子が描かれています。彼女は類稀なる政治家としての能力がある一方で、政治家としての自分と母親としての自分を常に天稟にかけて迷います。
まずはリアルな政治ドラマで女性が首相になること、さらに家庭との両立で悩んでいることが描かれている様子、2層のフィルターで日本のドラマではあり得ない内容を描いています。
Borgenが放映された翌年、デンマークで初めての女性のPrime Ministerが誕生しました。このドラマが予期していたのではないかと言われています。(または社会が受け入れる準備ができていた)
首相の広報活動を行うスピンドクターがマスコミと駆け引きをしたり女性の社会進出についての問題が問われたり、本当に興味深いドラマでした✨
デンマークに興味がない方もぜひ一度見てみてください😊日本でのタイトルは「コペンハーゲン」です!(原題と違いすぎる適当なタイトルつけるの謎すぎるとよく思います🤣)