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京都へ行こう❣【284】

今回は、鷹峰にある『光悦寺』に行って来ました。光悦寺には7つの茶室が点在し、京都市の歴史的風土特別保存地区に指定されています。

江戸時代に、徳川家康より与えられたこの地に本阿弥光悦が一族で移り住み、文化人や芸術家たちを集め『芸術村』を築き、鷹峰は文化芸術の一大拠点となりました。
光悦の没後、寺となり『日蓮宗光悦寺』として今日に至ります。

11月25日撮影

入口近くの参道は、写真撮影が禁止されていました。途中の山門に拝観受付があり、そこから先の参道は撮影が可能。何かトラブルがあったようです。

鐘楼

茅葺きの鐘楼

本堂

本堂の渡り廊下

三巴亭(さんばてい)

大虚庵と光悦垣

茶室『大虚庵(たいきょあん)』を囲む竹垣は端にいくほど高さが低くなっているのが特徴。光悦が好んだことから『光悦垣』と名付けられています。

竹を菱形に組み合わせたこの特徴的な技法は、『蛇籠(じゃかご)』の編み方に由来しています。←【276】の對龍山荘庭園にも登場!

今回は、この『光悦垣』をトップ写真にしています。

大虚庵の前にあるベンチ

アメリカ人コレクター、
チャールズ・ラング・フリーアを賛えた石碑。
日本やアジアの美術工芸品を収集して、スミソニアン博物館に寄贈し、世界に広めました。

了寂軒(りょうじゃくけん)

大虚庵(たいきょあん)

翹秀軒(ぎょうしゅうけん)

光悦だけでなく俵屋宗達、尾形光琳も眺めたといわれる高台からの眺めは絶景!
自分の目で見た方が綺麗でした。逆光で苦戦💦

光悦寺は、海抜160m。デニック京都タワーとほぼ同じ高さに位置しているので、京都市内
まで見渡せます。

本阿弥庵

本阿弥庵のつくばい

鷹ヶ峰

『鷹ヶ峰』『鷲ヶ峰』『天ヶ峰』が、美しい
山容を見せる『鷹峰三山』。

ひこうき雲を撮った1枚。
アップで見ないとわからないかも。

本阿弥光悦のお墓

本阿弥光悦(1558~1637年)は、刀剣鑑定、書、蒔絵、陶芸、茶道などの才能を持つ芸術界の巨匠。

絵画や工芸品では『琳派』の創始者の一人。
書では『寛永の三筆』と称され、
茶道では古田織部や織田有楽斎に教えを受け、
境内に数多くの茶室を残しています。

了寂軒

鐘楼

参道の紅葉が一番の見どころという事で、
参拝者みんなで協力して無人撮影に成功✧*。
団結力の勝利(笑)

いかがでしたか?
記事を出す順番がバラバラになりましたが、
光悦寺は、『しょうざんリゾート京都』の後に立ち寄りました。

茶室が7つあるそうなのですが、確認出来たのは5つでした。順路がわかりにくく、見落としたかもしれません。それでも美しい参道と高台から見る景色に大満足♡♡♡
紅葉のおすすめスポットです。
近くには『源光庵』もあります!

最後までお読み下さりありがとうございます❣