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出雲伯耆旅行記DAY1

ここ数ヶ月で自分を取り巻く環境がガラッと変わったのだが、年末年始の過ごし方も今回は全く違うことになるのに気がついたのは12月初旬だった。
今までは仕事が納まるや否や車運転して普段の土日では行けない遠さの岩場目指して出発するのが常だった。
今年は自ら何事か計画せねば、ごろごろ食っちゃ寝になることは想像できた。ぼおっとお友達が行ってとてもよかった、という出雲大社というのが頭にあった。ん?初詣にもぴったり?と思って本気で検索し出したらごくわずかではあるがツアーで空きがあるものがあった。年末年始ということで飛行機も宿も全開に高額だけれども、たまには一人旅もよかろう、という話を母にしたら私も行く、と。これによって旅費はちょっと驚くような値段になってしまったのだが、それこそたまにはよかろう、母と2人旅というのも初めてだし、と気を取り直して旅程を予約したのだった。

羽田空港までは自分の車で行き空港パーキングに停める気満々だったのだが、出発の3日前ぐらいにたまたま年末年始空港パーキングはおろか周辺駐車場もほぼ満車、というyahooニュースを見てしまった。
1時間ほど検索しまくってもやはりどこもかしこも満員御礼。
母をなるべく歩かせたくないので、電車で羽田空港に行くというのは初めから却下で、考えついたのが空港行きのリムジンバス。調べると最寄駅から1つのターミナル駅から羽田空港行きのバスがあったので時間を確認して予約。結果的に行きも帰りもリムジンバスがお値段安い割にとても快適だった。
出雲鬼太郎空港行きの飛行機は小さな飛行機で、今まで覚えがないぐらい離着陸で揺れて肝を冷やしながら到着。

ちっちゃい飛行機


最近のフライトシュミレーターすごい


鬼太郎がお出迎え

借りたレンタカーは日産のnoteという車種で、e-powerというシステム搭載の車種だった。普通のAT車では走行中にアクセルを離しても制動はかからないが、e-power車は制動がかかる。ほぼ止まる瞬間まで減速されて最後の最後でブレーキを踏めばOK。要するにほぼアクセルだけでスピードコントロールができるというシステム。
慣れてしまうと非常に楽に運転ができる画期的なシステムだと思ったが、まだ搭載されている車種は少ないらしい。世の中どんどん便利になるものだ。

米子空港を出発、中海を東から北に回り込みに西側に出ると程なく松江の街。中海は海と言いつつほぼ湖のようであるが、それにしても堤防上のものが皆無でとにかく海が近かった。

松江駅で関西風なお出汁のうどんを頂き、400年の歴史ある国宝の天守閣を持つ松江城へ。

豪壮って言葉ピッタリな松江城天守閣


天守閣最上部から
残念ながら大山は見えず
鬼瓦が家紋とかでなく本当に鬼面なのは珍しいとか


母には階段ちょっと厳しかったか・・・



築城した堀尾氏は信長の野望ヘビープレーヤーだった僕には身近な存在(笑

築城上手な堀尾吉晴さん


まだ世が治って間もない頃に建築されたせいか、質実剛健実戦を意識した建築とのことだった。

見上げると一層豪壮
明治期に建てられた洋館
喫茶店営業もしてました
素敵な館内



小泉八雲の資料館も人ととなりがよく感じ取れる素晴らしい展示だった。
明治大正期のグローバル感って不思議だなあ。

とても丁寧な展示で素晴らしかった
小泉八雲が住んでいた邸宅
庭園が見事
小泉八雲は目が非常に悪く、特注の高い机で原稿を目に擦り付けるようにして執筆していたそうな

夕食の前に若干時間があったので、ガイドブックにものっていた宍道湖東岸から見る夕日を見に行ったが、少々雲が多かったのが残念。


雲が多い
でも山陰の正月っぽい

夕食は松江の街で何らか海鮮でもと思って事前に調べたらガイドブックに載っているような店はどこもかしこも大晦日は休業・・・
何とか営業していた居酒屋を予約しておいたのだが、車移動のせいでお酒が飲めず何となくやっぱり寂しい。

宿泊は玉造温泉の旅館に宿泊。
玉造温泉の泉質は硫酸塩・塩化物泉。においもなく透明だったが、美肌温泉とのふれこみの通り、お肌すべすべになった(笑
紅白歌合戦を見つつ、お友達とやり取りしつつの年越し。あけましておめでとうを言い合えるお友達の存在に感謝!
DAY2に続く



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