永戸鉄也 + ヨルシカ「太陽」展示
永戸鉄也 + ヨルシカ「太陽」展示を見てきました。
先日発表されたヨルシカの新曲「太陽」にまつわる展示が行われてることをXのポストで知りました。
原宿に来たのは何年振りだろう?
欅坂46OG佐藤詩織さんの写真展のために来た以来なのは覚えてるが。近くて遠い街だ。
夕刻に差し掛かり、表参道から細い路地に入っても多くの人々でごった返し、飲食店にはどこも長蛇の列ができている。
展示を見終わったらどこかの店に入って感想を書こうと目論んでいたが、これではいつ落ち着いて書けるのか見当もつかない。
薄暗い中でも煌々と灯りが灯った一角が「太陽」展の会場。
思った以上の来客で、ヨルシカの人気の程が窺えました。
会場に入るとすぐに永戸さんとナブナさんの興味深いコメントがありました。
二人はお互い「太陽」というモチーフのみでお互いにどのような作品になるか知らずに制作に取り組んでいたとのこと。一枚の絵画制作の予定が5枚もの作品が仕上げられていたとのこと。
あふれる制作意欲の2人が出会うと予想以上の結果が生まれるのでしょうね。
作品は全てコラージュによってできており、遠くから見た大きいイメージと、近くで見た素材の細かい繋ぎ合わせ両方を楽しめる。
どの作品も抽象的ではあるが、まさに太陽のようなエネルギーの放出を感じるものもあれば、曲のような穏やかな日差しのような柔らかい印象を受けるものもあり、創造性溢れる世界観に満ちていました。
永戸さんとナブナさんの太陽に対するイメージがシンクロしているところも離れているところも、絶妙な色彩となってMVや今回の展示に反映しているように思えました。
ナブナさんは自分の思考の範疇にない考えに対して非常に興味を持ち、取り入れて制作するのでどの作品にもオリジナリティが出るのではないだろうかと想像します。
会場の壁に「太陽」デモのQRコードがあり、公式Youtubeにあがっているデモ版を聞くとができました。ナブナさんの深みのある優しい声で歌われた「太陽」とても素敵でした。
12月のヨルシカ東京公演観覧に向けて大きくモチベーションが上がる素晴らしい展示会、タイミングよく見ることができて有意義な時間となりました。