私に好奇心がなかったら
私が育った小学校区は
コンビニ1つない、本当にドが付く田舎で
夜になるとネオンの光も1つもなくて
星空がただただ綺麗に見える場所だった。
その場所にずっと住んで、
例えば
「小学校一年生のときからずっと好きでした」
って告白してくれた男子と結婚して
今もその場所に住み続けていたら、
ただただその綺麗な星空を見ながら
一生を終えていたのかな
って思うときがある。
自分の世界を広げることだけが
幸せになれる方法だとは思わないときがあるってことね。
そういう人生もまた美しいのかもしれないし
そういう生き方をしている人も尊重したい。
けれど私のこの持って生まれた『好奇心』
それがそういう生き方をさせてくれないの。
どこで間違ってしまったんだろう?
父には
「ひあの頭は
ネジが一本どこかへ飛んでいってしまっている」
って言われたし、
母には
「あなたは私がダメだと言っても一度やってみるまで
決して聞かないでしょう?」
って諦められてる。
私の行動を制御できる人は
いない。
どんな人にも手に余ると思われている。
どうしたものかしら?
私の好奇心は
私自身も手に余るものがあるわ。