「趣味は読書」をフル活用したい/『読書を仕事につなげる技術』(山口周)
「何を読むか」ではなく「どう読むか」
⑴今読む本を決める
・同時並行で読む本の冊数は多いほど良い
・まず目を通すのは目次&まとめ
・興味を引かなければ読み飛ばす
⑵読み倒す
①:少しでも琴線に触れた文章に線を引いて読む
②:①の中で特に活かしたい部分を5〜9箇所選ぶ
③:②+②から得た気付きを転記、タグ付け保存
④:折に触れて何度でも読み返す
⑶得た知識を活かす
①:「へぇ」を言語化する
②:「へぇ」をビジネスにどう活かせるか考える
③:具体的行動の仮説を立てる
④:③を実践し、ブラッシュアップする
ビジネスパーソンとしての優先分野はある
①:ビジネス書の名著で企業を理解する
・原典にあたる
・著者の思考プロセスを皮膚感覚で学び取る
②:教養本で差別化を図る
・近代現代思想
・歴史
・心理学
・医学 生理学 脳科学
・工学
・生物学
・文化人類学
「へぇ」アンテナの精度を上げる
・「へぇ」が自分だけのアンテナを作る
・「へぇ」を抽象概念化し、タグ付けする
・設定したタグを常に意識する(カラーバス効果)
能動的に情報を収集する
①:月1、2時間程度、大型書店に行く
・棚のカテゴリは無視する
・ビジネス書以外の棚を巡る
・好きな本の周りを見てみる
②:図書館に行く日は他の予定を入れない
・半日程度で集中的に使う
・スマホの電源は切る
・雑誌のバックナンバーは図書館でしか見れない
③:本棚=「外部化された脳」
・今読む気分ではない本は一度処分
・「へぇ」が少ない本は転記して処分する
・読んだ本/これから読む本は置き場所を分ける
・本はタグのテーマごとに並べる
・半年に一度、本棚の構成を変えてみる