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決意表明の話
これはただの私の決意表明。
自分に甘々で飽き性で甲斐性のない私が自分とする約束の話である。
沼落ちきっかけnoteがQWV内で流行っている今、書く事じゃないかもしれないが私が私とする約束をここに書き記しておこうと思う。
大分前に書いた私の沼落ち記事はこちら。
11月10日、OWVによる「王舞学園王舞祭2024」というイベントの開催されることが決まった。
2024年、1月14日に東京・片柳アリーナで開催されたOWV LIVE TOUR2023-MUSEUM-を最後に自身に対し、11月まで遠征はしない(居住県内は遠征に含まない)と決めてここまで過ごしてきた。
何故かというと将来に向けた一つの保険が欲しかったから。
その保険はというと、とある資格を取るという事。
現在の仕事の環境は本当に自由が利き、自分が頑張った分が給与に反映されるシステム、尚且ついつ働くのも自由、休みも自由というとても好待遇で働かせていただいている。
この好待遇を活かし、遠征に行ったり時にサボったり好き勝手にさせていただいていた。
本当に職場に甘やかされ過ぎて他のところではもう働けないのでは?と思いながら、日々を過ごしている。
他のところではもう働けない
他のところでは、もう、働けない・・・
え、それって怖くない?
他のところでもう働けないのはとても怖いのである。
ここ1,2年、年齢や自分のスキル的に今の職場を失ったらどうなるんだろうという漠然とした不安に苛まれることが多くなった。
何故だろう。自分が30代も後半に差し掛かったからだろうか。
それとも世の中の景気が悪くなっているせい?
わからない。
わからないけど、すごく生きていくことが不安で嫌になるときがある。
そんな理由も際限もない不安が押し寄せて心がざわついた時、OWVの音楽を聞く事で自分を奮い立たせたり、癒されたり。
本当に推しというのはありがたい存在だと身に染みて思う。
推しの他にも幸い、私には人生のパートナーがいるので困ることになったとしてもどうにか生活はしていけるであろうとは思う。
え、ちょっと待って。
人生のパートナーって一生ものなの?
一生生活を共にしてくれるの?
ほんとに・・・?
わかんなーーーーーーーーい(大の字で寝転ぶ絵文字)
不安というのは怖いもので一つ不安を見つけると芋づる式に色んな不安が掘り起こされる。
あっという間にもうこんな年だし、親も年だし、あなたしかいないし
でもあなたとずっと一緒にいるかなんてわからないし
ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
そんな得体のしれない不安を払しょくするためには何か自分の自信になるもの、社会的に意義のあるもの、そんなものが自分にあれば少し余裕を持てるんじゃなかろうか。
それが最初に書いた自分の人生に保険をかける、つまり資格を取るに繋がったのである。
そんなこんなで資格取得を目指そうと思ったのが2023年11月。
そこからちょっとずつだが、勉強を始めた。
勉強を始めた当初は「一回の試験で受かって来年は遠征を我慢しないぞ!」という意気込みですごくやる気に満ち溢れていた。
勉強の内容も割と興味を持てる内容だったことも大きく、初めて触れる分野だけど大枠の理解は割とすんなりできた、最初は。
そう、最初は。
本格的に勉強を始めて5か月が経ったころ、内容的に興味があまりない分野に差し掛かった時に見るからにペースダウンし、毎日の学習が週3日の学習になり、週に1度もテキストを開かない日が増えた。頑張れない日が増えれば増えるほど、自分のことが嫌になる日が増えていく。
こんな事なら目指さなければよかった。
辞めることもこのまま続けることも結局決め切れない自分に呆れていた。
そんなある日だった。
「11月10日と23日は予定を開けといてください!」
それは7月18日のこと。
7月20日、21日に放送されたFNS27時間マラソン内で行われる100キロサバイバルマラソンに出場が決まっていた佐野くんと7月20日より初主演舞台がスタートする中川くんのための激励会緊急生配信(という名の新曲リリース発表)の中で突如発表されたイベントの告知であった。
わ・・・試験の日だ・・・・・・
試験が終わったら遠征、試験が終わったら遠征・・・と考えていたところにまさか試験日にイベントが決まるなんて・・・えー、いいんですか????
否応にも心は踊る。
いやいやいやいや、試験時間とイベント丸被りだったらへこむんだから考えない方がいいよ、うん。
でも、夜のイベントだったら・・・会場次第ではもしかして・・・・・・・
期待しない方がいいと分かっているのに、期待をしてしまう。
良くないと分かっているのに、もしかして・・・がたくさん浮かんで心がまた踊る。
そうなると遠のいていたテキストも不思議となんとなく開いてみようか・・・という気持ちになる。
つくづく現金なやつだなーと思う。
そして7月29日
ついにイベントの会場と時間の詳細が解禁。
夜の部・・・・
ありまーーーーーーーーーす!!!!
いえーーーーーい!!!!!!!!!
試験のご褒美じゃん、これは。
でも、ご褒美は頑張ってないともらえないよね。
そうだよね、うん。よし、試験頑張ろう。
久しぶりのイベント参加で試験できなかったな、しょげしょげ、としながら参加したくないもんね。
ありがとう、OWV。
私は私に都合よく、このイベントは私へのご褒美だと解釈するよ。
まだチケットは取れるかわからないけど、ホテルはとったし、イベント会場近くの試験会場に願書提出するよ。
覚えの悪くなった頭に色んな知識を詰め込んで、いつかの私の保険になるような、あの時頑張って良かったって安心させられるようにしたい。
試験に受かりたい、受かりたいけど、最悪受からなくても自分の事を嫌にならないくらいは頑張りたい。
やれるだけやったよね、と認められるようにしたい。
そうしてまた私は今日からテキストを開き、講義を聞く。
劇的な裏ワザもないし、魔法も使えないから地道にテキストを読み、講義を聞き、問題を解く。
気付けば試験まであと3か月と少し。
もう一度ここから始めるんだ。
これはただの私の決意表明。
常に最高を提供してくれるOWVの4人に恥ずかしくない私でありたいという、ただのオタクの決意表明。
甘々で飽き性で甲斐性なしな自分に負けたくない、私の決意表明。
以上、ご清覧ありがとうございました。