梓川の流路変遷の調査
中日新聞(ネット版)で面白い記事を見つけました。
梓川の流路が昔と今とで違っていたと考えられていることに関して、学術調査が行われるそうです。
これは信州大学理学部の原山特任教授の研究によるものです。
現在の梓川は上高地から長野県側に流れ、犀川、千曲川と名前を変えながら最終的に信濃川となり日本海に注いでいますが、今から1万2千年前より以前は岐阜県へと流れていたのだそうです。
私が泉小太郎伝説を調べていた際にこの学説を知り、泉小太郎伝説が(一部)史実ではなかったかと考えるベースになりました。
泉小太郎伝説と関連づけた私の妄想は記事にまとめていますので、ご一読いただけると嬉しいです。
さて、今回の新聞記事は、古代の梓川の流路を岐阜県での地質調査で解明しようという内容です。
さらに興味を惹かれるのは、岐阜県へ流下していた古梓川も時代によって流れが変わっていたらしいことです。
今回の調査では、現在の神岡の方への流路について具体的な調査をするとのこと。
新たな研究成果を楽しみに待とうと思います。
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