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草木染のやり方
先日、「暮らしをつくるシェアハウスhitotose」にて、草木染をやってみました!
人生初の草木染。
結論から言うと、終始、「ほっ」と落ち着く時間がたくさんありました。
そのやり方と、やってみた感想を書いてみました❁
(0)用意するもの
▢ 染める布
▢ 染めたい色の植物(乾燥:布の50%、生:布の100%の重さ)
▢ 豆乳(成分無調整がおすすめ!)
▢ ボール
▢ 量り
▢ 計量カップ
※たくさんの水を量るのでペットボトルでも便利!
▢ 料理用温度計
▢ 大きな鍋
▢ とんぐ
▢ 不織布
▢ バケツ(2~3個あると便利!)
▢ ゴム手袋(色が手につくのが気になる方は!)
*pictures
*ミョウバンはドラッグストアに売っています!
でも、最近は取り扱っていないお店も多いみたいなので、事前に電話での確認がおすすめ!
*セリアで買いました!
*ヨモギをすぐこの量を集められるのは田舎暮らしの特権👍✨
*これは麻布!
(1)下準備
① 水と豆乳(=1:1)を混ぜた中に、布を30分つける。そして脱水。※水で流さないように!
*POINT
・麻は下準備をしないと、色が付きにくくなる
・シルクは下準備をしなくても色はつきやすい!
*コメント
・豆乳につけると、やっぱり香りは残ります。最初は抵抗がすこしありましたが、最後までやってみるとつけてよかったと思いました。(笑)豆乳に入れた布とそうでない布では色の付き具合が全然違った!!
(2) 染料の作り方
① 染める植物を洗って、不織布に入れる
② 染めるものの30倍の水を鍋に入れる
(ex.布100g×30倍=3000g=3L)
③ そして①を鍋に入れる
④ 1時間煮る。
⑤ ①を取り出して染料(=煮汁)が完成
*POINT
・とにかく大きい鍋が良い!
*コメント
・やってみて思ったのは、②の水に関しては、布が浸る料があれば十分でした!布の量多いとき、水が増えすぎて、鍋をあっためるのが大変になったり、作業がしずらくなります。水が少なければ染料の色も濃くでるので、少なめでも大丈夫です!
*pictures
*不織布を覗き込むと緑がすごくきれいでした!
(一度やってみてほしい)
*温めてると、ヨモギのいい香りがお部屋に広がって幸せでした!
*少し茹ですぎました(笑)
(3) 妙媒材づくり(色止め)
① 40~50度のお湯を作り、1Lに対し、2gのミョウバンを入れる。布の重さの30倍の妙媒材を作る。
*POINT
・少し白っぽいのが残ってても大丈夫!ミョウバンを溶かしきるのに少し時間がかかりますが時間がたつとなくなる。
*コメント
・水の量は染料と同じく、布が浸るくらいの量を用意できれば、30倍の量がなくても大丈夫!
*この白い粉が少し残っている状態で布を入れちゃいました(笑)でも時間がたつとなくなったので大丈夫でした!!
(4) 仕上げ
① 染料を火にかけて40℃になったら布を入れる
② 染色中の温度は40~60℃
③ 20分たったら布を水洗いする
④ 好みの色合いになるまで1~3を繰り返す
⑤ 染めあがったら、水で洗い、絞ったら20分ほど妙媒材につける
⑥ つけ終わったら、水洗いをして、日陰に干す
*コメント
・最初の20分では本当に薄っすら色が付きました。
物足りなかったので、私は今回3セットやりました!
・一回、40分間ぶっ通しでつけてました!そしたら色づきがはやかった!濃い色を出したい方は長くつけておくのがおすすめ!
*pictures
*染料が茶色だったから、どんな色が付くのか、ドキドキでした
*朝から作業を始めて、夕方完成!
夕日に照らされた、自然な色をまとった布たちがすごくきれいでした!なぜか、自然色の色は見ているとおちつく。
まとめ
時間はかかる作業だったけど、煮ている時間にお茶を飲んだり、ヨモギの香りに癒されたり、残ったヨモギのお湯で足湯をしたり、と染めている間にたくさんの「ほっ」とできる時間がありました。
出来上がった色も優しくて、普段の暮らしに癒し要素が増えました◎
ぜひ、みなさんもやってみてください✨