【5回生、男3人ヨーロッパ旅 #11】イギリス編②
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Abbey Road
この日は丸一日観光しまくります。
まずはアビーロード。ビートルズのアルバムのジャケットが撮影された横断歩道です。ロンドンに旅行に行くと決まるまでアビーロードがロンドンにあるとは知りませんでした。リバプールだと思ってた。
エアビーからBakerloo線というロンドン地下鉄の中で最も暑い路線に乗り、Baker StreetやPaddingtonなど聞き覚えのある駅を通り過ぎてMaida Vale駅で降車。ここから歩いて10分ほどでアビーロードに到着です。駅前のパン屋さんで朝ごはんを調達し、物価の高さにビビります。ポンド高すぎるなあ。
定点カメラ
割と早めの朝、しかも平日にもかかわらずアビーロードは大混雑。さすがビートルズといったところでしょうか。そしておもしろいのがこのアビーロード、定点カメラが設置されており24時間ライブ配信されています。横断歩道を見渡せる場所にあり、行く前にたまーーーに様子をチェックしていました(笑)
日本にいる家族にリンクを送り、リアルタイムで僕たちの様子を確認してもらいます。カメラに向けてパフォーマンス(笑)を披露し、せっかくなのでビートルズと同じ構図で渡って写真を撮りに行きます。
しかし人も多く、なによりここは生活道路なので交通量も多い。近隣の人からしたら迷惑でしかないと思います。1人ずつ渡り、あまり迷惑にならないように早めの退散。ある程度納得のいく写真は撮れました。
大英博物館
展示巡り
11時40分に入場予約をしていたので急いで向かいます。最寄り駅に着くと、ザ・都会という感じで、いよいよ大都市ロンドンに来たんだなと実感します。少し歩いて到着。すでにたくさんの人で溢れかえっています。
カバンの中をじっくり見られるまあまあ厳重な荷物検査を終えて、大英博物館に入ります。広すぎてわからないのでマップをもらおうとしたら2ポンドかかりました。入場が無料なのはありがたいけどそこでお金取るんかーい。インストール無料、アプリ内課金ありみたいな気分。
それでも課金しただけあって充実したマップ内容。人気の展示トップ10がわかりやすく載っていて、とりあえずこの10個を見ていくことに。上のフロアの古代エジプト、メソポタミアエリアは世界史が好きな自分には天国のような場所でした。高校生の時に習ったことや資料集で見たようなものが展示されているという高揚。
楔形文字で書かれた石板もあり、Google翻訳にかけてみるもさすがに読み取り不能でした。説明のところに解読されたっぽい文章が書かれていて、学者すげーーーという感想です。
10個巡れたのでミッションは完了。結局全部のエリアを通っていました。この量の展示が無料なのはふつうにすごいですね。40ユーロ払って1時間しかいなかったルーブル美術館とは大違いです。
アビーロードのMVPに
大英博物館にいる間、アビーロードのサイトに日本人らしき3人組がいるよと日本にいる友達から連絡が来て、確認してみるとなぜか数時間前の自分たちの配信のキャプチャ画像がハイライトとして残されていました。その名もCrossing Hall of Fame。これはもうこの日のアビーロード界隈MVPってことでいいですよね。
フィッシュ&チップス
大英博物館をあとにして、本場のフィッシュ&チップスを食べに行きます。近くに評価の高いところがあり入ってみると、店員さんがみんな韓国人でした。そりゃ韓国人がやってる飲食店は美味しいやろと思います。果たしてこれが本場の英国料理なのかはさておき、フィッシュ&チップスもソーセージ&チップスもとても美味しかったです。
グリニッジ天文台
DLRに乗る
お次はグリニッジ天文台。テンポよく進みます。
市内中心部からのアクセスにはDLRという電車を使います。地下鉄とは違って自動制御らしいです。そんな新しい感じもしなかったけど自動運転の歴史は意外と長いんかな。
カティサーク駅
カティサーク駅で降り、ここから結構歩きます。この日はロンドンのイメージとは真逆でカンカン照り。日差しが強くて暑いです。しかし公園内に入ると風が強く、木陰になっているので涼しい。体温調節難しいなあ。
最後に激坂を登り、グリニッジ天文台に到着。本初子午線という中学生の時に社会で習った強そうな単語ランキング上位の場所に実際に立ちます。
坂で疲れたので入場する前に一休み。高台なのでここからの景色が素晴らしく、目の前にある建物と、テムズ川の向こうに広がる金融街カナリーワーフまで見渡せます。
そして14ポンド払って入場。高い。
入って割とすぐのところに本初子午線がありました。世界中の各都市までの距離も書いてあり、Tokyoを発見。経度0を跨ぎ、体の半分で西半球と東半球に分かれます。
自分たちを含めて日本人が大量にいました。ロンドンまじで日本人多い。
水上バスで中心部へ
帰りは電車ではなくテムズ川の水上バスで中心部へ戻ることにします。観光用のクルーズありますが、これは公共の市民の足。値段も全然違います。フェリーのような感じで中に椅子がたくさんあり、売店もあります。乗り降りのときに結構揺れるのでだいぶ船酔いしました。
橋とハリーポッター巡り
タワーブリッジ
タワーブリッジを少し通り過ぎたところの桟橋で下船。テムズ川を渡る有名な橋です。近くで見ると結構大きくて壮大。大きな船が通る瞬間だったこともあり、車が一時的に通行止めになって橋が上がる瞬間を見ることができました。
レドンホールマーケット
タワーブリッジから少し歩いて向かうはレドンホールマーケット。ここはハリーポッターと賢者の石で、ハリーとハグリッドがダイアゴン横丁に向かう前に通るところです(細かい)。大のハリポタファンとしては外せません。実際に見てみると本当に映画を思い出せて、ロケ地を歩くことができて幸せです。
ロンドンブリッジ
ロンドンブリッジも近くにあるので渡ります。名前だけで言うとこの橋が一番有名だと思うのですが、見た目はなんの変哲も無い橋。見た目的にタワーブリッジの方がロンドンブリッジと勘違いされることが多いようです。
なんの変哲も無い橋なので特に面白みもなく軽やかに通過。ここからみるタワーブリッジは綺麗でした。
バラマーケット
ロンドンブリッジを渡ってすぐのところにあるバラマーケットへ。ここはアズカバンの囚人で登場する漏れ鍋があります。実際に漏れ鍋という店があるわけではありませんが、ロケ地はここです。少しわかりにくかったですが確かにここだわ。嬉しい。
中華を食べてM&S
和九
評価の高い中華料理。スタッフも中国人で信頼できます。
牛肉炒飯を頼み、とても美味しかったです。なんか全然イギリス感なくて笑えますが、イギリス人がロンドンで一番美味しいご飯は中国人がやってる中華かインド人がやってるカレーと言ってたのでこれはこれで正解でしょう。
M&S
帰る前にヨーグルトや水を買いにスーパーに。M&Sはイギリスで有名なスーパーなのか、どこにでもありました。内装が綺麗で売っているものもファンシーなので高級スーパーなのかと思いきやお会計で安くて拍子抜け。ただの最強優良スーパーでした。
Limeで爆走
地下鉄は路線的になく、バスはなんとなく嫌だったのでシェアサイクルで帰ります。交通ルールに不安を覚えながらもなんとか耐えるやろの精神で。Limeの電動自転車は加速が凄まじく、漕ぎ出したらとんでもないスピードが出て楽しかったです。これは確かに便利、利用者が多いのも納得です。
道路マナー知らなすぎて危ない瞬間もありましたが無事に帰宅。
朝からよく動いた1日でした。
イギリス編、次回も続きます。
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