「ママはぼくがいないほうがいいの?」と言われた日。
どんなに最悪な母親でも
どんなに愛情深い母親でも
恨まれるときは恨まれる
どんなに愛しても
どんなに手をかけても
伝わらないこともある
それでも、伝え続ける。
わたしはただ、
あなたが生まれてきてくれて嬉しい、と。
そしてあなたのことが大好きだと。
わたしがわたしのしたいように生きるのは
あなたのことが嫌いだから ではない。
そこには何の関係性もなくて
わたしは、わたしの衝動が大切なだけ。
恨まれてもいい
ダメな母親だったと言われてもいい
ただただ わたし という人生を見ていてもらうしかない。
それが母親として最悪だとしても
それがわたしなのだから。
ただひとつ。
あなたが生まれてくれたこと。
そこへは一点の曇りも無く、心から感謝している。
わたしが伝えたいことは、それだけ。
伝わるといいなと願いながら
今日もわたしはあなたの目を覗き込む。
マツダレイナ