子どものごはん

私は料理が好きで、そこそこの腕前だと思っています。私の妻は料理をすることはほとんどなく、自炊は私の役目でした。いつだったか、妻が作った料理を見て、自分の料理の腕はそこそこあるのだな、私は初心者ではないのだなと思ったことがあります。火入れに対する感覚が全く違ったのです。

そんな私ですが、シングルファザーのワンオペの中でなかなか料理をする時間が取れていません。理由は2つあって、まず時間が取れないこと、そしてもう一つは子どもが食べないことです。
私の娘はそこそこ好き嫌いがあるほうで、なんでも口にするタイプの子どもではありません。そのため必死に食べられるものを探し、そのいくつかをローテしがちになっています。
最初の頃はお粥を炊いて潰したり、にんじんのグラッセやマッシュポテト、卵焼きやおひたし、ハンバーグや唐揚げなんかも作ってみましたが、ことごとく食べませんでした。
そのうち諦めの境地に陥り、食べられればなんでも良く、うどん、のり、味噌汁、パスタが多くなりました。本当はもっとタンパク質を取らせたいですが食べてくれないので仕方がありません。工夫の余地もあまりなく、凝った味付けにすると食べてくれないのでいつも同じもの。しばらくは仕方ないかなと思います。

それでも保育園の給食でいろいろ食べているようなので、まあいっか、という感じです。休みの日は積極的に外食して、食べられるものが徐々に増えたら何よりです。
最近は料理の腕を振るう機会も減り、腕が鈍る一方です。一緒に暮らす大人がいないと、食べてくれる相手がいないと料理は上手くならないんでしょうね。