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【Myノマド#1 @バンコク】No More 食わず嫌い

バンコクでノマドを始めて約1週間。毎日タイ料理を食べているし、じつは過去にも2回バンコクに来たことがあるから、タイ料理に関しては大方分かったつもりでいた。
たとえば、初めて「ガパオライス」を頼んだときは辛すぎて半日間を胃と腸の消火活動に充てることになってしまったから、それからは"less spicy"を頼むようにしている(それでもまだ辛いのだが)。また、フードコートのような場所では基本的にプリペイドカードを使うことも学んだ。

そうやってタイでの食事に慣れてくると、現地のタイ料理がとても身近な存在になってくる。安心感があるのはうれしいのだが、一方でマンネリのようなものも芽生えてきてしまっていた。
ついに我慢できなくなり、「何か新しい料理にチャレンジしてみよう」と漠然と思いつつ、お気に入りのレストランに向かう。ただ、いろいろと悩んだ挙句、食べ慣れたガパオとシンハービールを注文してしまった。

……やっぱりおいしい。「倦怠期みたいになってしまってごめん。当たり前と思える存在が、こんなに大切だったとは」と思った。

しかし、ガパオと一生添い遂げようと決めかけた途端、視界に容姿端麗なタイ料理が入る。アイボリーのライスと鮮やかなイエローのマンゴーが、ココナッツの甘い香りをまとって華麗に隣のテーブルに登場した。
しかも、よく見るとハイビスカスの髪飾りをつけているではないか……!これが、「カオニャオ・マムアン(マンゴーライス)」を食べてみようと決めたきっかけであった。

じつはこの「マンゴーライス」の存在自体は知っていたが、「ご飯に果物は合わないでしょ」と勝手に決めつけていて、ずっと敬遠していた。しかし、実物を見て嗅いだ瞬間そんな思い込みは消え、翌日もここに来ようと決めた。

さて、実際に「カオニャオ・マムアン」を食べてみると、とってもおいしい。ライスはココナッツミルク味のお餅のようで、マンゴーとカンペキにマッチしていた。しかも、付属のココナッツミルクをかけるとより濃厚な甘味となり、どんどん箸が進む(使っているのはフォークだが)。

すっかり「カオニャオ・マムアン」の虜になってしまい、それからしばらくは毎日「カオニャオ・マムアン」の連続。本来はデザートの部類に入るメニューだが、普通の食事として食べるほどになっていた。


それでは、バンコクでおいしい「カオニャオ・マムアン」が食べられるお店を3つほどご紹介。

Krua Khun Puk

BTS「Nana」駅と「Asok」駅の間。Soi11にある。

PIER21(フードコート)

BTS「Asok」駅直結の「Terminal21」内

Thai Mango(Kao niew Ma Muang Chef Ple Skhumvit18)

「Grab Food」で注文したもの


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