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【Myノマド#7 @シンガポール】カジノ初体験。ビギナーズラックは……?

撮影禁止の場所についてなので、ほぼ写真のない散文です。あらかじめご了承ください。

二十数年生きてきて、これまで一度も経験したことのないアレにシンガポールで挑戦。

そう、カジノだ。

なんとなく「カジノ=スマート」みたいなイメージがあったので、遊び方が分からず現場であたふたするのは避けたい。

そう思い、マリーナベイ・サンズに向かう電車の中でカジノでの遊び方やマナーについてGoogle先生から指導を受けた。

なるほど、どうやらスロットは初心者でも遊びやすいらしい。ということで、スロットについての情報をひたすら集めた。


さて、ついにカジノに到着し、まずはリュックを預ける。というのも、カジノには大きな荷物は持ち込めないからだ。

おそらく日本人の方もたくさん訪れるのだろう。パスポートを見せた途端、「こんにちは、カバンの中を見せていただいてもよろしいですか?」と日本語の接客になった。

リュックの中にあるパソコンが「価値あるもの」とみなされ、預けてもらえることに。スマホと財布、パスポートをポケットに入れ、いよいよカジノへと入場した。

マリーナベイ・サンズのカジノ

元手は100シンガポールドル。日本円でおよそ1万円という、カジノのラグジュアリーさにふさわしくない少額でのスタートになった。

倍くらいにならないかな……。

そんな淡い期待を抱きながらカジノ内を徘徊し、適当な台を見つけて座る。いよいよ100ドルを投入して、人生初のカジノが始まった。


金額は、「1歩進んで3歩下がる」ように次第に減っていく。100ドルだと、わずか30分ほどでゼロになってしまった。

人生初のカジノだが、ビギナーズラックなんてものとは無縁。「また来よう」とは到底思えないほど、あっけなく終わってしまった。


ただ、カジノにはフリードリンクがある。僕は「ストロベリーティー」と「コーヒー」の2杯を飲んだ。

ドリンクを片手にカジノ内をうろちょろしていると、中には投入金額に「1,0000」と表示されている台が。

日本円にして、100万円……

文字通り桁違いの世界を見た途端、ドリンクを飲むペースが早くなる。飲み終えるなり、スロットを回せなくなり行き場を失った0.25ドル(25円くらい)をそそくさと回収してカジノを出た。


そういえば、ここのカジノは外国人は入場無料だ。中にはフリードリンクがある。ということは、ここに来れば実質タダで飲み放題を楽しめ……(略)

帰り道にそんなことを思い始めたが、貧乏マインドを抱き始めた自分が嫌で、すぐに考えるのをやめた。

ノマドワーク、頑張ろう——。

マリーナベイ・サンズのロビー

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