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推しが武道館でなく海外行くって言ってます

ハイジョージィと申します。
SITUASION(シチュアシオン、略してシチュ)というアイドルのオタクをしています。
ほんとは↓この時にオタ卒するはずでしたが、いろいろあってこの現場に拾われました。

今月の話ですが、JAPAN EXPO THAILANDというイベントにシチュが出ることになって、タイのバンコクまで推しに会いにいってきました。実はシチュ、昨年に引き続き、このイベント2度目です。バンコクは前現場でも行く機会があったので、個人的には実質3度目。
今回の遠征も異常に楽しかったな、、、そろそろ飽きるかとおもったけど全然楽しかった、、、、
当方、遠征オタクを標榜してもいいくらい遠征好き。特に海外、後先考えず行きたくなってしまう。まじ人生でこんな楽しいことない(かわいそうな人)

推しが海外行くなら何が何でも着いてく

タイは親日国でもあるし、タイのオタクは日本のアイドル現場の楽しみ方を(下手すると日本のオタク以上に)よく心得ているので、ライブがめちゃくちゃ盛り上がりましたし、国内とは違う反応でとても刺激を受けました。

ありがたい事に、シチュは昨年もタイ、台湾、ドイツと、海外3カ国へ遠征する機会に恵まれました(無茶しやがって、、、)
まあそれで「シチュって世界に通用するグループなんだ!凄いんだ!!」とか、オタクとしては思いたくなるし、ほんの少しだけそう思ってるふしもあります。が、実際問題はまだそんな立ち位置にはいないよなと。
非常に特殊な、エッジィな(少なくとも僕には)魅力のあるグループなので、日本のマスよりも海外のコア層に訴求したりするんじゃないかな、とつねづね思っています。なんせ推しなもんで、ひいき目に見てしまうのはご容赦願いたい。オタクだもん妄想してなんぼよ。

とは言うものの

さて、タイ遠征から戻ってきたその週の金曜日、チェキ会(ライブはない)があって、推しとタイの感想なんかを話したあとの、その帰り道でした。公式から↓こんな発表がありました。

・・・・・・ほう・・・・。
(注:変な方向に訓練されたオタクなので、これしきの事ではもはや驚、まあだいぶ驚きました。)

そもそも、この日推しの誕生日当日だったし、バレンタインデーだったし、バレンタイン衣装が可愛かったし、プレゼントあげたし、プレゼントの反応が気になったし、オタクとタイの土産話に花咲かせたし、というか今週タイ行ったばかりだし。もちろんこの日推しはこの件についてまったく何も口外しなかったし、「いや、情報量多すぎるやろ今日

これはたぶんそういうことかも

そういう中で、一つ確かに頭の中にあったのは
「まあ、そうだよな」
という腑に落ちる感じ。それと、
「とうとう、来てしまったか」
という、諦念みたいなものでした。

前述のとおり、シチュはけっこうとんがったグループなので、国内に熱烈な信奉者がいる一方、たいていのオタクにはそのとんがりゆえに敬遠(とか、まあ、忌避)されがちである。今は本当に誇りをもって活動に取り組んでいるメンバーも、当初から好き好んでそういうエッジィなグループに加入したわけではなく、いろいろと気まずい思いをしてきたことと思う。(あ、ごめんなさい敬遠されがちなのは運営の連絡調整が甘すぎるのもある。)
それが去年に入って、海外に縁というか"相性"みたいなものができてしまったゆえ、このグループはそのうち、海外に向けて何らかのチャレンジをするんだろうな、とは思っていました。
まあ、ほら、今どき海外で活躍するグループも沢山いますからね。ベビメタしかり、リーダーズしかり(そんな凄いとこと比べる???)

で、それがいよいよ実行に移されるらしい。
OK。ナイスチャレンジ。頑張ってほしい。もちろん応援します。

・・・でも、たぶんそれだけじゃないな。なんだろうか、これ。

シチュは2020年に結成されたグループで、5年目になる。ライブアイドルとしては長く続いたほうだと思う。大きな舞台も経験したし、成功も、失敗と見るしかないようなことも、いろいろ経験してきた。新しいファンを獲得した一方、離れたオタクも少なからずいた。
いろんな変遷、挑戦的な変革があって、忘れられない鮮烈な印象を残した季節もあれば、ちょっと暗黒みたいな季節もあった(※個人の感想です。)
結成当初から共に頑張ってきたメンバーが1人抜け、5人体制になったとき、「これ以上一人も欠けられない」それくらいの、不退転の決意で進んできたんだと思う。

でも残念ながら、誰もが知るような成功にはほど遠いのが実情。わりとよくある立ち位置、言ってしまえば。
もちろん冷笑なんかじゃないです。ここまで来れたこと、メンバーがやってきたこと、僕含め沢山のオタクを熱狂させてくれたこと、これはとてつもないことだと、心底思っています。

というか、まじで、本当に、ありがとう

そんな中でこの挑戦。
メンバーがどんな思いで臨もうとしているのかは推して知るべし。
もしもこのチャレンジに失敗したとき、何が起きるのかなと。この楽しい季節に、区切りをつけなければならないような、そういう発表があるような気がしてならないんですよね正直。気のせいならいいけど、気のせいだったとしても現状何も変わるわけじゃない。

このグループが大好きなので、少しでも長くこの時間が続くよう、やれることはやりたい。アイドルとオタクの時間に永遠はないけど、その時間を少しでも長引かせられるように、けっこうみんなあくせく色々とやってると思うんですよね、それと同じです。
コミットすればするほど転んだ時の傷は深くなるし、たかだか趣味の世界なんだからそんな踏み込まなくても。わかります。
それでも、すぐ近くで同じ夢を見るほど楽しいことってないですよ、やっぱり。

ということで長くなりましたが、推しが海外行くって言ってるので全力でプッシュしたいと思います。

国内じゃ戦わないの?

これ、よく言われます。
「国内で戦えないやつが海外で戦えるわけない」まあそれもあると思います。「逃げ」とかね。まあそれに関しては、僕だったら「いや、おおいに逃げろ」って言いたい(別に国内で鳴かず飛ばずなわけじゃないですよ念のため。)
実際シチュは、クオリティの部分でいうと、ダンスが異次元とか言われますが、やっぱりけっこう粗いとこもあるし。もっというと、歌唱にだってメンバーそれぞれ独特の魅力があるけど、世界とか目指すのだったら、まだまだ全然伸びてもらわなきゃいけないし。それ以外にも、大きな世界に向けたときに、いくらでも改善の余地はあるんじゃないかと。(オタクは偉そうに。でも一応、観客として正直ではありたい。)

とはいえ、クオリティが高ければ十分か?
この点、国内で闘えてクオリティが担保されたアーティストが海外でウケるかというと必ずしもそんなことなくて結局はアプローチ次第、アプローチって理論と論証があってこそですけど、バズがなぜバズったのかすべからく解明されない現状、なんであろうと手練手管駆使してやってくぜ!!ていう姿勢、ある意味では正攻法なのかなと思っています。自分ならここ歩けるかも、自分にとっては相性良さそう、何となくでもそういう方向に進んでいくのは、当たり前のことだと思うんですけどね。
やらないよりはやれ、冷笑されても泥にまみれろ、そっちのほうが胸アツなので。

ファイト!
闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう

中島みゆき『ファイト』

なんにしてもクオリティは徹底して上げるにこしたことはないと思うんですが。

推しは遠くへ行ってしまうのか

さて、これ。
海外行くなんてアイドル側は嬉しいに決まってるし、浮足立ってしまう部分はあると思う。着いて行くオタクも当然漏れなく浮足立ってるけど、その水面下で、必ずこの問題が進行してる。
どんな現場であれ、海外までは行かないというオタクの方が基本的に多数派。たとえめちゃくちゃモチベーションがあったとしても。一回こっきりの遠征なら「土産話待ってるよー」くらいのスタンスでいられるけど、もし推しに「海外にチャレンジする」「海外で活躍する」と言われてしまったら、遠くに行ってしまうような、もっといえば置いてけぼりにされるような気持ちになってしまうのは想像に難くない。
前述のとおり自分は遠征が大好きで、推しの遠征には極力ついて行くようにしているけど、行けなかった時には、やっぱり推しグループのことをなるべく考えていたくない。だって行ってたら楽しかったに決まってるもの。でも、着いていけなかったんだもの。機会があるのと同じだけ、機会損失もあるという話。

「推しとオタクはあくまでアイドルとファン。そもそも、近いとか感じてたのはただの錯覚」
とか、そういう元も子もないこと言うつもりはないですけどね。実際、遠くに行ってしまうのは紛れもなく事実なんだと思います。

うーん。
これは考え方の違いでしかないと思うんですけど。

僕は、推しと結婚するとかでなければ、推しに自分の生活圏にいてほしくはないと思う。(さらっと結婚前提なのは無視してください。)
どっちかと言えば、ドバイとか中東の冷房きいた高層ホテルで現地のイチジクをつまみながら、あるいは豪華客船のプールサイドにて、ドライマティーニで口を湿らせながら
「ああ、そういえば私の名前を絶叫していた奇行オタクがいたな。元気かな」
(注:そのころ僕は、相変わらず社畜みたいな生活でハゲちらかしている)
と、自分にはとてもたどり着けないような遠い土地にいる推しから、ふとした瞬間に思い出してもらえるような形、わりと理想的な結末だったりしないか、と思っているふしはある。違うか。ちょっと変かもな。
でもまあ、せっかくだから推しには広い世界に飛び出していってもらいたい、これは本当にそう。
すみません、芸能界で出会った彼氏と一緒だったりしたら他界しますが。

推しとか周辺のいろいろを信じる

オタクにもいろんなタイプがいるし、ショーレース的なのとか、海外、遠征、そういうのだけで萎えるオタクは一定数いると思います。実際、今回の件でも盛り上がったり喜んだりしてるオタクばかりじゃないですね。
もちろん、自覚もあります。だいぶ乗せられている部分があるなっていうのは。他人からしたら、現実味の薄い話に貴重な金や労力を投じようとしてて、いい大人が、滑稽にも見えるでしょう。

うるさい、知らん、そんなこと

せっかく限界オタクに生まれたんだ、好きなように転げさせてくれ。きみらだって、そういうのコンテンツとして楽しんでる部分あるだろ。
もし失敗したとしても単にオタクの金がなくなるだけなんだから。最初から終わってんだからオタクは。

でも推しは違うんすよね。可能性って、どうやって広がってるかわからんでしょ。これから、それを掴み取ろうとしてるんすよ。推しが。
やっぱりね、胸が熱くなるんですよ。すごく。

人の好きとか、人の熱狂とか、人の挑戦とか、共感してもらえなければ他人の小さな物語に過ぎない。本当に、小さな物語だけど、
でも、それで十分。自分いま、すごくワクワクしてます。これが、これこそがやっぱドルオタの醍醐味なんすよね。(ちなみに今日の仕事は最悪でした!!仕事死ね!!!!)

一瞬だけ具体的な話

決勝ではオーディエンスでなく最後は審査員が決めるとなってるあたり、なんか「本当にぃ?」と信じきれない部分はありますが、基本的には動員がものを言うっぽい。
こういうショーレース的なの僕は初めてなんですけど、知り合いとか知り合いの知り合いでご興味おありの皆さまには、じゃんじゃんお誘いさせていただきたい所存。
日程は来月から、
3/30(日)予選@新宿
4月か5月に準決勝@渋谷
日本決勝は7/12(土)@渋谷
この決勝で勝ち抜けば、ドイツの謎の野外フェスに出られるらしいです。出れたらさすがに面白くないですか?

うーしやるぞやるぞやるぞ!!!!!!!!!
シチュアシオンをドイツの謎野外フェスで見てやる!!!!!!
なぜなら絶対最高なので!!!!!!!
(飛行機代クッソ高くて顔ひきつってるけど頑張るね…)

最後に可愛い推しメンの増田葵奈ちゃんのお写真をどうぞ。はい、そうですね、黒髪長身ボブですが、何か。

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