私の神盤が解散しました。

Janne Da Arcが解散したことについて、バンギャルらしくブログでも書こうと思う。
最近こういう事してなかったから違和感かもしれないけど、あの頃の文化(?)を思い出して読んでもらえたらいいです。

私は中学生までは何となく流行りのJ-POPなんかを聞いて友達と盛り上がっていたんだけど、ある時Janne Da Arcというバンドを聞いて音楽の好みがガラッと変わった。その時聞いたのは過去のシングル曲だった「シルビア」で、それがどういう経緯だったかは忘れたんだけど、本当に大好きな曲になった。Janneの中で未だに一番好き。過去のアルバム集めたり、ライブDVD買ったり、友達に勧めたり。Janneにハマったのをきっかけに他のビジュアル系バンドも聞くようになり、まんまとバンギャとなった。

私がファンになって数年後、Janneは活動休止をした。きっと、復活するときは大阪城ホールでまたライブをしてくれるんだ。その時は絶対にライブ参戦する!3年後かな、5年後かな。なんて思ってた。私はその時高校生だった。たぶん。

それからもう12年も経ったよ。

活休してからメンバーはソロ活動を始めた。私はyasuのファンだったのでAcid Black Cherryのライブに行っていた。ABC初のホールツアーでは最前列が当たった事もあった。でもさ、だんだん私はABCのターゲットじゃないと感じ始めて、私自身の音楽の好みも変わっていって、ABCすら聞かなくなったんだよね。私の“神盤”はJanne Da Arcなんだという揺るぎない事実を再確認して、yasuからも離れていった。 それでも、Janneが復活する時はライブに行くと決めていた。

そして2019年4月1日にJanne Da Arc解散の報を受ける。あまりにもJanne Da Arcという存在から離れすぎていて、最初に聞いた時は乾いた笑いが出た。(これマジ!)
理由はベーシストのka-yuにあったらしい。公式として明確な原因を発信していないのでここには書かないけれど、ググればすぐ出てくる。私の記憶の中のka-yuは、見た目はイカツイけどバンドの事をとても大切に思っててライブではめちゃくちゃ楽しそうにベースを弾く人だったんだけど。解散かあ。人の考えが変わってしまうほど、年月が経ったのだと痛感するわ。大阪城ホールでJanneを見るという夢は、夢のままで終わった。もう5人で音楽を奏でることは無いのかー。マジかー。まさかこんな終わり方とは。

解散を発表してから出たyasu、そしてyou・kiyo・shuji連名のメッセージも読んだ。私は離れている期間が長すぎたので、yasuと3人がこんなにも違う方向を向いていた事に驚いた。でも誰が悪いわけでもない。お互いを尊重しあっている事もしっかり伝わった。

今となっては、活休前最後の全国ツアーでJanne Da Arcをこの目で見ておけて良かったと本当に思う。あれが最後だったんだなー。それ、なんと2005年です!!!14年も前です!!やめてくれよ。

メンバーも、ソロ活動をずっと応援していたファンも、悲しむ最後となってしまった。綺麗事だけじゃ済まない現実。だけど、Janne Da Arcの美しい曲たちに罪はなく、永遠にその時の思い出を抱えたまま残り続けてくれる。Janneはいつまでも私の神盤です。