【知見】 3歳G1前のトライアルレースで狙える「高級な馬」
『セレクトセールの高額落札馬』
■ 2023年5月6日 ■
G2「京都新聞杯」
率直に、3歳G1前に行われる賞金加算レース(例えば「毎日杯」など)や、そのトライアルレースとして設定されているレース(例えば「青葉賞」や「京都新聞杯」など)では「高額馬」が連対する傾向にある。
そのため、もしそれらのレースに、上記に該当するような「高額馬」が出走してきたら、その時点での実績や能力うんぬん以上に「ソコ」に着眼するのも手である。
実際、先日の「2023年:京都新聞杯」では見事、その1億超えの高級馬が予想通り、当然のように連対を確保している。
【1着:サトノグランツ】
2021セレクトセール「1億1550万」
【2着:ダノントルネード】
2021セレクトセール「1億8150万」
例えば今年の京都新聞杯では、セレクトセール及びサマーセールで落札された馬は下記であった。
[ドットクルー] 結果6番人気10着
2021北海道サマーセール「451万円」
[オメガリッチマン] 結果5番人気6着
2021セレクトセール「1760万」
[ファームツエンティ] 結果9番人気9着
2020セレクトセール「3850万」
[サトノグランツ] 結果1番人気1着
2021セレクトセール「1億1550万」
[ダノントルネード] 結果2番人気2着
2021セレクトセール「1億8150万」
『サトノとダノンだけケタ違いの高級馬である!』
ちなみに私(Hi-EPISODE)の京都新聞杯についての投稿は以下。
この「トライアルで高額馬がいる場合、ソイツから狙え!」というのは、以前のブログ(2009~)から割と長期間記載し続けている私の言説だけど、
実際問題、億単位の金で馬を購入している馬主からすると「馬を預けている調教師が、その高額馬をG1に出せませんでした」となれば、その調教師は馬主から大なり小なり「信用の低下」を招くであろう。
フツーに調教師からしても「自身の信用に関わる問題」でもあるため、厩舎側が『他の馬を100で仕上げるとしたら、ソイツ(高級馬)は120で仕上げる』といったような感じで仕事をするのは、至極真っ当なことである。高級馬の場合「スタッフが一丸となり、いつにも増して全力を尽くす」のは、プロとして当たり前でもあるため、