発行済株数・時価総額

レーダースクリーン用に新しく任意のインジケーターを作成します

プログラム

Value1 = GetFundData("CAC_OUTS2", 0);　//　NOMURA 400 タイプの株式発行高数
Plot1( Value1 / 1000, !( "発行済数（千）" ));　// 発行済株数計算 （発行済株数/1千）
Plot2( Close * Value1 / 100000000, !( "時価総額（億）" ));　// 時価総額計算 （終値*発行済株数/1億）

解説

GetFundData（読取るデータ名 , 過去のデータ期間数（大きい程過去））
Value1 に最新の期間のファンダメンタルデータ「CAC_OUTS2」(発行済株数) の数値を代入します
Plot1にValue1を1000株単位にまとめて代入します
Plot2にClose（終値の予約語）　×　発行済株数を掛けて1億単位にまとめて代入します
"発行済数（千）"、"時価総額（億）" は見出しとして表示されます
Plot1、Plot2は画面に項目を表示する予約語です
このプログラムの場合は、Plot1に計算された発行済株数、Plot2に計算された時価総額が表示されます

詳細

Value1は数値変数です
数値変数は、計算の数値結果を保存するために使用されます、値を格納する箱みたいなものです
独自の変数は宣言が必要ですが、Value0からValue99は100個事前宣言されていて宣言なしで使用可能
変数は他に文字列変数（宣言必要）、真/偽変数（事前宣言済みCondition0からCondition99の100個）
の3種類があります

数値タイプは更に3種類のサブタイプがあります

・整　　数　　　  32 ビット符号付き整数 (整数のみ)
・単フロート　　  4 バイトとして表される実数、浮動小数点
・ダブルフロート  8 バイトとして表される実数、浮動小数点
(大きな数字を計算する際にはこれで精度が最高となり、丸めによる不一致の可能性を低くします)

タイプ 　　　　　予約語 　開始 　　　　　　終了
整　　数 　 　　　int 　　　-2147483648  　  2147483647
単フロート 　　　float 　　3.4E -38 (7桁)  　　3.4E +38 (7桁)
ダブルフロート 　double 　1.7E -308 (15桁) 　1.7E +308 (15桁)

特定のタイプを宣言しない場合、検証時に変数タイプを自動検出して設定します
事前定義済みの変数 (Value0-99) は、ダブルに初期設定されます

スキャナーでもこのフィールドが使用されているのが分かります

作成したインジケーターを「分析テクニックを挿入」で選択すると、
レーダースクリーンに発行済株数と時価総額が表示されます

株式（発行済株数・時価総額）バージョンアップ版です

浮動株比率を入力して、浮動株比率％×発行済株数÷100で浮動株数を、
出来高÷浮動株数×100で売買回転率を算出します
浮動株比率＝（公募数+売出数）÷（発行済株数+OA数）で計算して入力しています（実際にOAされるまで数％誤差があります）
業績、割高関係なく、出来高が多く高回転率なほどボラが大きいのがよくわかります
出来高が増えても上がらなくなったり下がってる場合は、天井又は逆回転のサインなので要注意です(°_°)

プログラム

inputs: Hudou( 100 )[DisplayName = "浮動株比率％", ToolTip = "浮動株比率％"];
Value1 = GetFundData("CAC_OUTS2", 0);                     //　NOMURA 400 タイプの株式発行高数
if Value1 = 0 then Value1 = GetFundData("CAB_SHARES_AFTER_TRANSFER", 0);    //　名義書換後の株数
Value2 = ( Volume[0] / 1000 );                                     // 当日出来高/1000
Plot1( Value1 / 1000, !( "発行済数（千）" ));                       // 発行済株数計算 （発行済株数/1千）
Plot2( Close * Value1 / 100000000, !( "時価総額（億）" ));   // 時価総額計算 （終値*発行済株数/1億）
Plot3( Hudou, !( "浮動比％" ));                                        // 浮動株比率％
Plot4( Hudou * Plot1 / 100, !( "浮動株数（千）" ));               // 浮動株数計算 （浮動株比率％*発行済株数/100）
If Plot4 <> 0 then Plot5( Value2 / Plot4 * 100, !( "回転率％" ));    // 売買回転率計算 （当日出来高/浮動株数*100）
Plot6( Value2, !( "出来高（千）" ));                                    // 当日出来高数（千）

※　7940 ウェーブロックホールディングスは元データが入っていないため現在表示されていないそうです

※　いつまでもデータ入らないので調べたら名義書換後の株数の所にそれっぽい数字があったのでゼロの場合そちらを入れる様に変更