離婚,決別。
調停を経て裁判に移行し訴訟提起をする
まさに聞いたことのない言葉だらけが飛び交う「離婚」
六法全書ってなんだっけな?と小学生の頃図書館で読んだものを再度目にする日がくるとは。
離婚や裁判のことは順を追って細かいのはまた書こう。
六法
民法、刑法、憲法、商法、、、あとは刑訴法民訴法。へぇ、それで六法か。。と唸りつつ今回は
民法、民訴法の区分に該当する離婚訴訟と調停の話。
調停で飛び交う言葉
申し立てた人と,された人これを
申立人と相手方とよぶ(原告,被告は裁判になったときの呼称)
代理人は代理人または代理人が弁護士の場合は代理人弁護士。
調停員
民間から選ばれし二人(男性,女性の各1名ずつ計2名から構成)と言っても、法のスペシャリストや社会通念を熟知する人である。
ネットで飛び交う「ど素人」ではない。
婚姻費用分担請求
夫婦は共に助け合い扶助する,という一文があり
これを知らずに過ごしてしまう方も多い。もう関わりたくない!早く逃げたい!いろいろ事情はあるだろう。がしかし、お財布事情はこころの事情に通じるものである。弁護士が見つからなくとも自身でも裁判所へ申し立てを行うことは可能だが、私が声を大にして言いたいことは
「法テラス」を使い、必ず寄り添う弁護士に出会い、頼るときは頼り,泣いてもしゃくりあげても、無料相談から始めると物事の整理を一人でしなくて済む。使って欲しい。と言うことだ。相当な書類や収入状況の証明などは必要だが、そこは弁護士さんが教えてくれる。大丈夫。何も気負うことなかれ。都度,用意することで良いのだ。印鑑がなくてもその辺で売ってる三文判でよい、と言うこともあるのだ。ただし、その後の書類も同じものが好ましいから、無くさないように🐈
さて、調停の「期日」。調停をする日。色々間に合うか否か大切な調整もあるので第一の踏ん張り時。
申し立てられても焦るなあせるな。
こちらも弁護士を見つけいくらでもカウンターを避けることは可能なのだ。
相手がどんな明文で調停を申し立てたのか?
では、こちらはこちらでこの権利を持ってるので申し立てましょう、と適宜進めてくれる。
諸費用は契約書(法テラスの書式)に書いてあり,コピーもくれるのでゆっくり確認すれば良い。家に帰ってからで良いのだ。
婚姻費用の金額
検索をすると出るのだが,収入に応じ,変わる。そして、自営か会社員なのか、自身はいくらか収入があるのかで縦軸横軸が合致したところの金額を申し立てる。可処分所得ではなく,年収が要となる。
根拠
欲しいからよこせ!では、丸々合致した金額が通るとは限らない。あくまでも「誰を相手に何を言うのか,伝えるのか」
まずは弁護士さんに聞かれたことを整理する、応える。
怪我や通院記録などがある場合は添付する。
(金額の左右に関わらず、中長期戦になる裁判所案件の時は揃えるものは揃えておくと後々自身のためになる)
原則非公開の調停
調停は話し合いをする場である。間に調停員という他者を挟み、冷静に。その場にて、調停員のお二人に申し立てた理由や、今の状況、聞かれたことに応える。
感情が昂るのは私も経験したが,大丈夫。涙は出るものだ。怒鳴ったり暴れたりするのはダメだが。
そして、原則非公開。門外不出とまではならずとも裁判のように公開主義、聞く権利受ける権利起こす権利は調停では一旦横に置いておこう。
感染症が爆発的な頃は三回またはリモートもあったようだが、原則四回行う。
相手と顔を合わせるとダメな場合は裁判所に事前に伝えて(弁護士さんがしてくれます)待合も分けてもらう。
そして、双方の言い分は書類の合戦である。
はぐらかす戦法も出るだろう。しかし、憤っては負けである。
そして、もっとも大切なこと
━相手に近寄らない,連絡しないこと━
何か大切な荷物で気になることがあれば弁護士さんに適宜聞くのだ。そえすると、、、
取りに行かなくても再発行しよう、と言う選択肢も生まれるのである。ここはまた踏ん張りだ。
そして役所の対応だって意外かもしれないが、揃えていけば親身に対応してくださるのだ。実に時間を割いて、なんなら衝立は必要か?など配慮をしてくださるわけだ。有難い限り。
離婚で揉めてて、、だけでは信憑性は薄い為(悪用する輩がいるのだ)書類一式持っていくのをお勧めしよう。また、弁護士さんがくださる名刺。
時間や確認,身分の証明の手間は勿論かかるが、ここで一つ役所関連を一気に済ましておくと自身の心理的な負荷も相当軽くなる。
次回ノート更新は
調停三回目辺りに私がしてたこと
を書こうと思う