カスタムデニムショーツ、チープなキャップ、平野屋のモナカアイス。
夏だから、デニムショーツが履きたい。膝下の丈で、ブカブカのショーツが良い。40インチ以上のデカいLevi'sの古着のデニムを仕入れたから、カスタムデニムショーツを作った。ついでに、キャップも作ったから、スケーターのMisakiとSoujiを呼び出して、アイスを食べながら撮影した。
NO BIG DEAL STYLEについて
NO BIG DEAL STYLEは、スケボーショップHI5が提案するスケーターらしい着こなし。自分のスタイルをブランドや価格ではなくて、自分のセンスで表現すること。 友達に「それいいね」と言わせて、「大したことないよ(NO BIG DEAL)」と返す。そんなスタイリングをお伝えしています。
灰色のアスファルトが真っ白になるくらい強い日差しの時に食べると美味いのが、平野屋のモナカアイスだ。ハイファイブから、スケボーに乗ってプッシュで10秒の場所にある。
平野屋は、若い頃に、よく遊んでいた商店街にあるアイス屋さん。小窓を開けて、「アイスくださーい!」と声をかけるとおじさんが対応してくれる。
ソフトクリームやカップアイスもあるけど、個人的には、モナカアイス一択。MisakiとSoujiもモナカアイスを選んだ。
紙袋に入れて渡してくれるモナカアイスは、素朴で優しい甘さで、毎日食べられる。アイスクリーム頭痛上等で、デカい口で頬張るのが一番美味い食べ方なのだ。
Levi'sの古着のデニムをカットして作ったカスタムデニムショーツ。ウェストには、ゴムとシューレースが入っているから、オーバーサイズでも着やすいし、ギャザーができたおかげで、ブカっとしたシルエットを作ってくれている。
去年もカスタムデニムショーツを作ったけど、今年は、丈を長めにした。股下33cmで、ヒザ下丈。35度を超える猛暑日でも、風通しが良いデカいショーツだったら乗り越えられるような気がする。
ヒザ下丈のデカいショーツに合わせるなら、ボリュームがないシンプルなシューズがちょうどいい。NIKE SBから出たFC CLASSICのオールブラックは、薄めのソールにシンプルなアッパーだから、デカいショーツとのバランスが最高だった。
タグのオレンジスウッシュが、NIKE好きにはたまらない。真夏に真っ黒のシューズを履くというのがカッコいいのだ。
Soujiがかぶったのは、ハイファイブのオリジナルキャップ。コットンナイロン製のアメリカのブランドのキャップをベースにしてある。古着屋のワゴンの中から掘り出したら、テンションが上がるようなキャップをイメージして作った。刺繡で入れたロゴのおかげで、パッカリングみたいなシワが寄ったけど、これもチープな雰囲気を作ってくれていて良いと思う。
Misakiは、BROOKS BROTHERSのパッチワークシャツに、Ralph Laurenの古着のチノパン。アメリカントラッドなコーディネートだけど、トップスもボトムスもオーバーサイズにすることで、90年代後半のニューヨークのスケーターみたいなルーズなシルエットになった。
視界が真っ白になるくらいの真夏の日差しには、マドラスチェックのパッチワークシャツじゃないと太刀打ちできない。
シューズは、NIKE SB VERTEBRAE。見た目はハイテクなのに、履き心地は、クラシックなスケートシューズ。新色のバーガンディは、アメカジにハマってくれる落ち着いたカラーリング。
Misakiのキャップも、ハイファイブのオリジナル。2トーンのタイプと同じで、チープでお土産品みたいなキャップをイメージして作った。
中央のカモメは、ハイファイブにとって意味がある鳥。小説かもめのジョナサンの主人公の生き方は、スケーターそのもの。夏休みにもう一度読み直そう。
かもめに隠れているけど、レタリングした文字にもそれぞれ意味がある。店名、創業年、所在地、スケボーを続けるモチベーションについて書いた。
ウォッシュ加工されたキャップは、すでに色褪せていて、気取らずかぶることができる。
カスタムデニムショーツは、数量限定。今年は、もう作らないから、ぜひこの機会に。
デニムショーツは、7月15日 17時から、オンラインストアで発売。オリジナルキャップは、受注生産で、7月30日まで予約受付中。