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オズの魔法使いのNIKE SB DUNK LOWと大人になって失った3つのことを取り戻す方法。

NIKE SBから、映画オズの魔法使いのDUNK LOWが出る。

これは、映画オズの魔法使いの85周年を祝って作られた特別なDUNK LOW。劇中、主人公ドロシーと臆病なライオンが居眠りをしてしまうケシの花畑がプリントされたテキスタイルが美しい。このテキスタイルは、スケートで傷つくと剥がれ、中から単色のレッドのレザーが姿を見せる。レッドは、ドロシーが履いたルビーの靴を表している。ヒールには、物語のオチである「No Place Like Home.(おうちが一番)」というセリフが刺繍されている。

作品中、ドロシーは、ルビーの靴を履く。このルビーの靴が、悪い魔女から守ってくれたり、家に帰るために必要な重要なアイテム。靴は、スケーターにとっても大切なアイテムだから、NIKE SB DUNKのコンセプトとしてオズの魔法使いは、合っていると思う。

オズの魔法使いには、3人のキャラクターが登場して、ドロシーと一緒に冒険をする。脳みそがないカカシ、心がないブリキの木こり、勇気がないライオン。知恵、心、勇気。大人になると失ってしまうものトップスリーではないか!と、久しぶりにオズの魔法使いを観て思った。

大人になれば、現実と上手くやっていかなくてはいけない。だけど、理不尽なことが続けば、夢や妄想に逃げたくなる日もある。そんなときは、スケボーをするのだ。

スケートボードを続けていれば、知恵、心、勇気を失うことはない。街にあるオブジェクトをどうやって攻略するかを四六時中考えているから脳みそフル回転だし、仲間と励まし合いながら向上していく心を育てることができるし、トリックにトライする勇気を持ち続けることができる。

スケボーは子どもの遊びだと思われているかもしれないけど、そんなことはない。こんなに大人がやって面白い遊びは他にない。40歳を過ぎても街で滑り、明らかに年下の警備員や警察官に怒られる。傷ついた身体と心を引きずって家に帰って布団に入り、つぶやく、No Place Like Home.

Nike SB Dunk Low "The Wizard of Oz"は、12月19日発売。


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