NIKE SB VERDYコレクションを見ていると前向きになれるという話。
NIKE SBから、グラフィックアーティスト VerdyとコラボレーションしたDUNK LOWとAIR MAX ISHODが出る。
Verdyがコロナ禍の時に生み出したキャラクター "Visty"をモチーフにしたシューズたち。DUNK LOWは、モコモコのVistyが、そのままシューズになったような仕上がり。夢の世界のような儚いカラーリングからは、コロナ禍から早く抜け出したいというVerdyの当時の感情を感じる。
日本のバンド、ファッションカルチャー、漫画、アニメから影響を受けたVerdyの作風は、日本人の僕たちからすると目に馴染みやすく、海外の人には、センセーショナルに映る。アメリカのクラシックなスニーカーが日本の文化をまとったミックスカルチャーな今回のコレクションは、ジャンルやカルチャーの垣根を超えて活動するVerdyだからこそ実現できたものだと思う。
家に閉じこもっていた間に思いついたキャラクターをスニーカーにする。そのスニーカーを履いたトッププロスケーターがトリックを決める。それを撮影してプロモーションしよう。30年前にこのアイデアを話しても、きっと誰も相手にしてくれなかっただろう。
Verdyが作ったDUNK LOWとAIR MAX ISHODを履けば、前向きになれる。時代は、どんどん進むのだ。ジャンルとカルチャーの壁を壊し、前に進もう。
NIKE SB VERDYコレクションは、9月19日発売。