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アラサーOLの就職活動に関する思い出

こんにちは!はるかし(hhrrkkss)です!


今回はちょっと暗いというか、愚痴っぽくネチネチした気持ちを書き留めます。

これはあくまでわたしが経験したことであり、今の就職活動とは全く状況が異なっていると思います(そうであってほしい)。

気持ちの整理がてら。


わたしの就職活動


わたしはリーマンショックの煽りをもろに受けた世代の就職活動で、「不景気」「内定取り消し」「ゆとり世代は使えない」といったマイナスワードばかりを並べられた中で就活をしていました。

大学時代、とくに意識はしていなかったのですが飲み屋のバイト先に来たお客さんがたまたま航空会社の人で、就活のことを色々と話してくれたことがきっかけで就職活動をスタートすることにしました。

そのお客さん曰く、「客室乗務員の就職活動は早いからもう就活始めてるんだよ。君も大学生だったら早めに始めて損はないと思うよ!」とのこと。


へ~じゃあ、就活始めてみよっかな。最終的には社会人にならなきゃいけないし。


そんなきっかけで、人より少し早い時期から就職活動を意識し始めたのでした。


企業説明会の動画について


ゆ●の「栄●の架橋」を聞くと、就職活動を思い出して暗い気持ちになります。
説明会に行くと、企業の紹介動画でこの曲と一緒に「未来をつくるのは君たちだ」とか「就職活動はゴールじゃない、スタートだ」とかキレイ事ばかり並べてくるのです。


動画を見た感想は、毎回「無」でした。感動も、鼓舞されることもなく、何も感じません。

ただ、背筋を伸ばして笑顔で説明会を乗り切るんだ!ということと、質問を考えなくては…ということだけが頭の中をぐるぐるしていました。


そして、そんな所謂「意識高い企業」が面接では圧迫面接をしてきたり、懇親会と称してアルコール度数の高いお酒などを大量に勧めてくる。駅のトイレにゲロを吐きながら帰る。今考えたら地獄でした。


いまでも保険会社のCMで使われている様子をみて、このCM製作者はどんな気持ちでこの曲にしているんだろう‥と、ぼんやり考えてしまいます。

また、そんなひん曲がった気持ちでCMを見てしまう自分にもちょっと嫌気がさします。


就職活動でのお金事情


就職活動ではお金がどんどん減りました。貯金も無くなりました。

何故なら、就職活動やゼミなどが忙しく、アルバイトをする時間があまりないからです。

就職活動の交通費、食費、そして就活生同士で飲み会やパーティーなどが開催されるたびに招待され、とりあえず参加してはお金が減っていきました。


わたしは細々したアルバイトをしつつの就職活動だったので、きつかったです。貯金、大学のデータ分析アルバイト、就職活動ブログの執筆料などでなんとかやり過ごしていました。

就職するためにはお金がかかるんだなぁと、新宿の公園でコンビニパンを食べながら、社会人がキャッキャとお財布を持ってランチに行く姿を横目に考えていました。


謎の意識高い飲み会、パーティー


今考えればよくわからない「センセイ」と呼ばれる社会人主催のパーティーに呼ばれ、参加したことがありました。就活時に出会った他大学の人に誘われたからです。

これまた(失礼ながら)薄っぺらいスピーチを聞いて、なんかお祝いしたり(誰かのお誕生日だったのかな?)、わたしは外部の人なのであまり関心がなく、とりあえずお酒を飲むしかやることがなく。暇な時間を過ごしていました。

どんな内容だったか?

大量飲酒によるためか、内容を全く覚えていないのです。


覚えているのは飲んだ店の場所だけでした。わたしとしては勿体ない時間だったなぁとしみじみ思います。


面接であった気まずいこと


とあるベンチャー企業の1次面接。5人くらいの集団面接だったのですが、


面接官「では、一発芸をお願いします。挙手制で、できる方からどうぞ」


わたしを含めて5人の就活生は、目線だけで周囲の様子を伺いました。

(え…まじか…どうするこれ…)

(いやいやいや聞いてないよ…)

(((((やるしかない!!!!!!)))))


トップバッターの男子学生は、サザエさんに出てくるあなごさんでした。

「ふぅ~ぐたくぅ~ん」


2番、男子学生もあなごさんでした。

「ふぅ~~ぐたくぅ~~ん」


3番、女子学生はドナルドのモノマネだった気がする。恥じらいながらも似ていたので、みんなほっこりしました。


4番、わたしはとあるCMダンスを踊りました。周囲の反応を伺う余裕はありませんでした。


5番、最後の男子学生は…

「ふぅ~ぐたくぅ~ん」


笑いを堪えるのが辛かったです。後から他のメンバーに聞いても同じ感想でした。なんでみんなあなごさんなんだよwwwwと爆笑しました。

面接官はあなごさんのモノマネを見て何かメモをしていました。何を書いていたのか今でも気になっています。当時の面接官さん、教えてーーーー!!



圧迫面接のあとにあった悲しいこと


千葉県の某中小企業へ2次面接・ワークを受けた時のこと。

その企業はお菓子の商品開発職の採用をしていたので、「自分が売れると思う商品をプレゼンする」というワークをやりました。採用試験の一環です。

プレゼンしたとき、それはもうボロクソに言われました。

原価を考えてるの?そんなこと本当にできるの?等、今思えば激詰めされていました。

元々その面接官は「俺は周りからすごく厳しいって言われるから覚悟しておいてね」と言うくらいだったので、まぁ耐えました。自分はドMだから大丈夫大丈夫感謝感謝ありがとう!!!そんな気持ちでした。

(実際は辛かったです、腹が立っても反論できないし…)


結果、わたしはお祈りされたのですが、1年後にわたしの企画した商品が、まさかの商品化されていたのでした。えーーーーー!!!!…えっ!????

元々企画していたのかな…なんだよ…。。デザインもそのままで、かなりショックを受けました。今でもその商品はイオンに並んでいて、なんだかなぁとモヤモヤします。

過去の自分に言いたい


就職活動がすべてではない、とは口が裂けても言えませんが、それなりに頑張っていれば数年後になんとかなっているパターンが多いので未来まで悲観しないで大丈夫だよ!と言いたいです。

とはいえ、当時は不安で不安でやばかった。お祈りメールばかりもらって、ここまで祈られると最早わたしはネ申なのでは‥とも感じました。


でも、人生を決めるターニングポイントは必ずしも就職活動だけではないということ。今だからはっきり言えるようになりました。


実際、わたしはいま、のほほ~んと働いているわけで。

趣味も充実して、なんとかやってこれています。結果論だと言われたらそれまでですが、なんとかなる。これからも転職などの転機があると思うので、そのときにこのnoteを読み返そうと思います。自分で自分を励ますスタイル。


もやもやした気持ちを一気に書き殴ったので、適宜修正します。もしくは恥ずかしくなって消すかも…

就職活動で味わったこの気持ちを忘れたくなかったので、書きました。


もう就活はやりたくないね~


では!


▼普段はヒンディー語の勉強やアリエク購入品についてブログを書いています。


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