積読の消化#4-事実に基づいた経営-
「事実に基づいた経営」
事実に基づいた経営を実践するための障害がある
データ、事実を使うと経験や実績を積んだ偉い人が持っている権威を脅かす可能性がある。
人間は良いニュースしか聞きたくないので、事実に向き合いたくはない。
世の中は玉石混交のアドバイスにあふれていて、見分けることが難しい。
事実に基づいた経営を実践するためには
分析力、論理力を鍛えてアイデアを見る目を養う。
あるデータがあったときに、ある結果に対して示された原因のデータが結果の後に採取されるなど因果の破綻を見つける。
アイデアや研究を見るときにこれまでとは別の基準で見る。
これまでは成功事例を中心にみてきた。が失敗事例をみる。
仕事とプライベートを分ける?
仕事とプライベートは別物であり、分けるという考えは半分正しい
仕事とプライベートは別物とする前提
社員の時間は会社のもの
労務管理をするために残業している
言われたことだけをやってほしい
社員の満足度、愛着が下がる
感情を出してはならない
感情を押し殺し続けると、燃え尽き、心身症になる
仕事は仕事。やりがいは他で
休みや引退が楽しみに(仕事は楽しみじゃない)
仕事とプライベートは別物とするメリット
仕事と家庭の役割が衝突することを回避する。
仕事の家庭を持ち込むと意思決定に客観性がなくなる。家族を評価して。など。
組織の境界を維持する。
仕事とプライベートを統合するメリット
家族的なアプローチでコミットメントを高める
家族友人を採用する
社員に本当の自分であることを許す
2009年の書籍なので、ちょっと古い記述もあるが、が刺さるものも多い。ワークライフバランスの理解の解像度なども上がりそう。ちゃんと読み直したい。
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