スクラムフェス仙台に参加しました

2023/08/25~2023/08/26に開催されたスクラムフェス仙台に現地参加してきました。

早めに現地入り

早めに移動して気になっていた「震災遺構 仙台市立荒浜小学校」へ行ってきました。当時の様子を先生が語る映像の中で印象に残った言葉。

「避難訓練では、体育館に避難してから屋上へ避難するやり方だったが、直接屋上へ避難する判断を行った。」
「体育館に行っていたらダメだった。」

私はルールや規律は仕事においても大事だと思っている。もし、自分がその場で判断する立場だとして、同じような判断を下せるのか?と思ったら身震いした。降りかかる問題の質を見極める能力、ルールや規律ができた背景・目的の理解などなど深めていかないと万一の対応はできないんだなと考えさせられました。

市内の喫茶店で時間つぶし

市内に戻って昼食をとり、チェックインまで時間があるので喫茶店で時間つぶしていました。このお店がちょっと面白かった。店員さんがお客さんに積極的にコミュニケーションをとるスタイルのお店だったのですが、店員さん話がまぁ面白いし上手。店内が明るく賑やかな雰囲気の喫茶店で、私のコーヒーで静かに寛ぐ喫茶店イメージを覆されました。中でも関心したところは、店員さんの表情。みんな明るく、仕事を楽しんでいることが伝わってきたところ。これは想像だが、店員さん方はこのお店のスタイルに共感して一緒に働いているんだろうなぁと。いいチームをみたなぁとお得な気分になりました。また、仙台きたら立ち寄りたい。

新さんのキーノート

いよいよ本番。藤村新さんのキーノートセッション。13回転職した新さん。困難な場面、厄介な現実を乗り越えたというテーマであったが、セッション冒頭に別に厄介では無かったと発言。基本コンフォートゾーンに居続けたいというのが普通の人間だが、新さんは常にラーニングゾーンに居たいという変態(褒め言葉)であった。すごいすごすぎる。
セッションを聞くだけではなく、自分だったら?どんな問題にぶつかるだろう。と考えること。これができる人が伸びるとも言っていた。含蓄がある。
オフショアの話も参考になった。ネットワーキングで少しお話を聞けたが、新さんは現地に行って現地と同じ目線で一緒に仕事をしていたことが大事であったとのことを改めて仰っていた。私の周りのオフショア開発でも現地に行くことも、一緒に開発することもあるが、質も量も違うし、たぶん同じ目線ではなく受発注の関係性で終わっている。そこだよなぁ。

ネットワーキングパーティと2次会、3次会

あんまり覚えてないし、書けないことが多い。大変楽しく過ごさせていただきました。

教育心理学概論ってどんな内容なのか探索するワークショップ

KDDIアジャイル開発センターの小笠原さんのワークショップ。「教育心理学概論」という書籍を知識構成型ジグソー法(ABDかと思ったのですが、ちょっと違うそうです)で読み解くスタイルであった。以下学びの箇条書き。個人的な結論は、藤村新さんのようにラーニングゾーンに居続けることが大事ということ。

  • 経験→学ぶ→考える→枠組みを見つける→わかる→探索(実践)→ のループ

  • 認知しながら、自分の思考を書き換えていく

  • 賢さの質を上げるには生まれつきの特性を変化させていくこと

  • ウサギとチューリップを子供に見せる。子供がどちらに関心を持つか、持たない方にも意識を向けて特性を変化させていく

  • 社内的な関わり、人との対話、わからない事がわかる、できると賢くなる。

  • 賢くなるのは一人でもできるが、社会(複数の人間がいる場)の方がより促される。遊び、仕事、生活それぞれの場で違った学びの特性がある。

  • 「わからん」増やすことが大事

OSTなど参加してクローズ

午後はOSTを中心に、ふらふらしていました。OSTネタはセンシティブなものもあり、割愛。去年は早めに帰ってしまったが、今年はちゃんと写真に写ってきました。

延長戦(飲み)

帰りの新幹線までの時間で延長戦。私の悩みなどを聞いてもらったり、人の悩みを聞いたり、周りの受け答えの観点から学んだり。お土産たくさんもらいました。次回お会いした時に、つづきを話せるように精進したい。

その他

学生や社会人1~5年目の方が多かったのがとても印象的。しかも、みんなスピーカーやっている。しかも、自腹切って来ている。ヤバい。ちょっと話を聞いたりできた。「みんながみんなこうではない。アジャイルとかに共感した一部の人たちですよ。上澄みです。」とのこと。
若手の人もスゴイし、それを引き付けるコミュニティ(スクフェス)恐るべし。

まとめ

  • 共感が熱意、チームを生む

  • わからんが成長を促す


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